中公文庫<br> 相撲を見る眼

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中公文庫
相撲を見る眼

  • 著者名:尾崎士郎【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 中央公論新社(2025/09発売)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
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  • ISBN:9784122076976

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内容説明

土俵人格論を展開した尾崎士郎の随筆集。筆者の厳しくも暖かい眼差しは、相撲の隅々に行き渡り、一人一人の力士を限りない愛情で活写する。行間から、拍子木の冴えた音、呼び出しの声、立ち合いの厳し気合いが滲み出る。〈解説〉山内昌之
・著者の尾崎士郎は、大正9年の栃木山・朝潮戦観戦を機に、無類の相撲愛好家となり、双葉山70連勝を阻んだ安藝ノ海戦も観戦している(本書にも当時の回想あり)。晩年は横綱審議委員にもなり、角界のご意見番的存在であった。
・著者のスタンスは、土俵に躍動する力士への思慕であり、力士個人とは一定の距離を保つ、その姿勢が文章に客観性と高潔さを生み、読者を自然と相撲の魅力に気づかせてくれる。
・当代「大の里」の四股名は、昭和初年の大関大の里に由来しているが、その「大の里」を忘れがたき力士として一章割いていることは特筆される。
・底本には、ベースボールマガジン社刊(1995年)では除かれていた3章分を含む東京創元社版(1957年)を使用する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayana

7
山より高く、海よりも深い相撲愛だ。贔屓の力士の私生活は知りたくないって気持ち、わかるなぁ。相撲協会は昔から色んな苦難を乗り越えてきたのね。昭和のはじめには、力士によるストライキで分裂。当時の大関は(初代)大の里。面倒見の良かった彼は、脱退した力士たちにつくのだが、引き裂かれるような苦しみを味わう。最後は失意のうちに大連で息を引き取った。そんな悲運の人だとは知らなかった。令和の横綱・大の里の大活躍で、初代の無念も晴れるような気がする。横審・山内氏の解説もよかった。豊昇龍のまじめな人柄が分かるエピソードも。2025/11/19

ミッチー

0
大阪場所が近づいてきたので読む。戦前戦後の相撲界には今とはまた全然違う魅力と問題が溢れていたようだ。でも、横綱論など今と通ずるところもあり、面白く読めた。相撲の魅力を技術以外で書ききっているところは見事。見たことない力士の姿が浮かんでくるようだった。2026/03/07

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