内容説明
近年、スポーツは賭けと一体化することで、経済規模を飛躍的に拡大させている。スポーツ過疎地帯だったラスベガスにはいまや米4大スポーツが集積しつつあり、F1レースも毎年開催されている。こうした趨勢は、「賭博罪」によって公営ギャンブル以外の賭博を禁じている日本も無縁ではいられない。2030年に大阪IRの開業を見込む日本は今、どうするべきなのか。世界の現状とこれからの課題を報告する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
10
読メでみつけた一冊。プレミアリーグを見ているので、目次にプレミアリーグが出てきたこの本を読んでみた。合法でないベッティングの闇は深くて酷いが、合法になったら良いわけでもない。しかし今更合法から外すことは出来ないだろう。ベッティングの対象になるスポーツは多彩で、ベッティングの裏には八百長や不正の誘惑があり、賭けに負けた人間の度を越した誹謗中傷がある。野球選手への誹謗中傷は実際見たことがある。どうすればいいのかわからない。だがやみくもに禁止にすればいいわけではない。でも今の在り方が適切とも思えなくて難しい。2025/10/21
gokuri
5
先進国の多くがスポーツベッテイングを合法化しているとの観点で、日本でのギャンブルをどのように進めていくかというか議論をすすめている。 個人的には、日本人固有の社会風潮としてギャンブルに対する嫌悪感や否定的な感情はなかなか払拭されないのではと思う。そうした中で、クジという言葉の妙をもって、ギャンブルが広がりつつあることを改めて認識した。 著者は大阪の学者なので、MICEとセットで大阪のIR推進の立場のようであるが、関西人がそんなに簡単に推進容認していくのだろうか?2025/11/14
ちょんまげぷりん
1
難しいわね。2025/11/14
-
0
大阪の話が謎だった。2025/12/01




