新潮新書<br> 昭和の夢は夜ひらく(新潮新書)

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昭和の夢は夜ひらく(新潮新書)

  • 著者名:五木寛之【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 新潮社(2025/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106111020

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内容説明

昭和百年とはいうけれど、歴史として語られる数々の出来事と、戦前、戦中、戦後にかけて自身が経験してきた事々は、重なるようでいてどこか重ならない。戦争と引揚げの記憶、貧しかった青春時代、かつての文壇での交友や歌謡曲の世界、そして逝きし人びとの声――連載十二年に及ぶ「週刊新潮」の人気エッセイから三十六話を厳選、忘れ得ぬ時代の原記憶が鮮やかによみがえる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

クプクプ

67
五木寛之の本は初めて読みました。現在の北朝鮮の平壌で終戦を迎え、国境を越え、韓国に避難した話が一番、興味深かったです。また、現在の靖国問題も、当時、靖国で会おう、という歌詞の流行歌があったことが原因だったことを知りました。コウリャンがまずかった話や、大学を中退してから、本を読むのではなく耳学問になった話もありました。90代の現在でも、原稿用紙に万年筆で仕事をしているそうです。私の敬愛する北杜夫と同世代で交友関係が北杜夫より幅広いので、読んで非常に面白かったです。私も昭和生まれということに誇りを持ちました。2025/12/31

fwhd8325

59
五木寛之さんは二世代上の方ですが「昭和」というキーワードで括れば同世代になるのかもしれないと思うほど、しっくりする内容がたくさんありました。学生時代のバイト先で先輩から「青年は荒野をめざす」を薦められたのが初めての出会い。「青春の門」に熱中したことを思い出す。昭和100年ということで、昭和を語ることが多かった昨年ですが、その時代と共に生きてきた世代には、何を言うかという気持ちもあります。ただ生きづらいと感じる。2026/01/13

aloha0307

18
『週刊新潮』連載 五木先生のエッセイ📖 表題は藤圭子さん(50代以下の人には宇多田ヒカルさんの母との記憶がせいぜいですね)の”圭子の夢は夜ひらく”♫ をもじったのでしょう🌀 現代では再現できぬ、下層からはいあがってきた人間の、哀愁を交えた凝縮された怨念が怖いほどの曲でした。 令和になってみると、”昭和”がいちだんと遠くになりにけり...といった感があります🍀2026/06/03

石川桂子

12
週刊新潮に12年連載したエッセイから珠玉の36話を厳選。昭和は戦前・戦中・戦後と大きく違い、五木先生は戦中→ 終戦→戦後と体験してこられ現在も活躍しておられる。終戦を北朝鮮の平壌で迎え日本に引き上げるまでの少年時代の体験はリアリティにあふれる。その他文学界だけでなく、歌謡曲にも造詣が深いなど話は多岐にわたる。先生はコロッケがお好きで揚げたても冷めてもおいしい、ウクライナ問題から何故かコロッケの話となり、かけるなら断然ソース派、しょうゆ派を論敵と呼び「しょうゆ派許すまじ」そんな楽しい話も収録されている。2026/02/12

funuu

10
五木寛之さんが週刊新潮に書いたエッセイ。同じどこかで読んだ文もある。五木さんはあまり家族の話は書かない。母をが平壌から逃げる時の避難所で死んだようだ。そこで日本の赤ちゃんを売る話。その女性をソ連兵の夜の相手に皆で出す話もあった。この頃の話は本人も忘れようとして忘れたと言っている。人は人には言えない事はあるね。今も原稿用紙と万年筆で書く作家もあまりいないだろう。 冠二郎は毎年五木さんに手紙をくれたそうだ。 92歳テレビラジオにかかわり交友関係は広い。 子供はいない。経済的に不安で作らなかったそうだ2025/10/19

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