集英社オレンジ文庫<br> 水曜日は<ベイベリー>で 森のカフェでいただきます

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集英社オレンジ文庫
水曜日は<ベイベリー>で 森のカフェでいただきます

  • 著者名:高山ちあき【著】/おとないちあき【イラスト】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 集英社(2025/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784086806534

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内容説明

とある別荘地の森にひっそりたたずむカフェ〈ベイベリー〉。ごく普通のカフェだが、水曜日は店主から招待状を受け取った特別な客のためだけに営業し、『願いの叶うランチ』が提供される。ただし店については口外禁止、願いを叶える対価として必ずなにかをひとつ失う。視力、寿命、若さ――人によってさまざまで選択はできない。萌衣は、一年ほど前から住み込みでこの店のホールスタッフとして働いている。しかも、事情があって彼の婚約者のふりをする仕事も引き受けている。そんな萌衣には、どうしても思い出せない記憶があって……?

目次

第一話 ジビエの特製ミートパイ
第二話 雛鳥の香草ローストとプリンアラモード
第三話 夏野菜とハーブの窯焼き風ピザ
第四話 鹿肉のミラノ風カツレツ
第五話 自家製ソーセージとポルチーニ茸のクリームパスタ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

23
山で遭難しかけて店長の玲介に助けられ、別荘地の森のカフェで働くことになった萌衣。店主から招待状を受け取った特別なお客様たちと巡り合う連作短編集。水曜日は特別な客だけに『願いの叶うランチ』が提供される日。男性に妻が遺した宝石箱の中身、失言からSNSのフォロワーを大きく減らしたインフルエンサー、夫が癌で闘病中の妻の願い、そして萌衣自身が記憶を失っていた理由。それは代償を払ってまで叶えるべきなのか考えさせられるエピソードでしたが、いつの間にかかけがえのない居場所を得ていたことに気づく結末はなかなか良かったです。2025/09/17

栗山いなり

7
水曜日に特別な客を貸し切りで迎える不思議な店「ベイベリー」を訪れる人々を描いた物語。不思議な雰囲気のする、様々なテイストの物語が料理を交えて展開されていた作品。清濁混合のオレンジ文庫らしい作品だったと思った2025/10/04

あるぱか

4
ちょっと辛口レビューです。とある山の中にある不思議なカフェのお話。メインのランチはとても美味しそうなでしたが、お話自体は色々なものを詰め込みすぎた印象を受けました。主人公の記憶がない原因もなんだかまつゆば感が。テイストもほっこりでいくのか、辛口にするのか、統一感がなく、私にはイマイチなお話でした。2025/09/28

カバオ

2
一言。シリーズ化してほしい。 とてもテンポも良く読みやすい。 水曜日のベイベリー、行ってみたい。2025/12/21

よっしー

1
料理は美味しそうでほのぼのかと思いきや、意外とシビアな話もあったな(自業自得っぽいし、そこまで後味悪くはないけどね…)他の従業員のことも気になるし、シリーズ化できそうではあるな。2025/12/05

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