内容説明
リューシャとワーニャのケモミミコンビを語り部に、ロシア・東欧の歴史をマンガとコラムで面白おかしく紹介していくぞ。
第1巻では、6世紀にスラヴ人が現在の東欧に移住し、9世紀にキエフ(キーウ)やノヴゴロドなどの都市国家が建設、モンゴル帝国の支配(タタールのくびき)を経て、モスクワを中心としてルーシ(後のロシア)が建国され、16世紀にイワン雷帝が死去するまでを解説。
広大な大地を舞台に、多くの民族や周辺国家が関わって紡がれてきたロシアの歴史。近くて遠く、理解しがたい面もある隣国・ロシアについて知る第一歩にもなる一冊だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
11
数ページごとでロシアの歴史を語っていく形式だが、べらぼうに面白い。現在国として凄まじい存在感を放つ国家でさえ、その成立は多くの右往左往を経たうえで成り立っている。しかし、その中の地理、歴史が現在にもかかわっているのが興味深い。2巻以降はいつ出るかわからないが、非常に楽しみ。2026/04/17
Fumitaka
2
ロシア史の「学習漫画」など皆無に近い状況下で、ロシア史を読者に親しませるような機能を持つ著作の執筆を任せられるのは、おそらく現時点では速水螺旋人先生を措いて他にないでしょう。いくらか都度の訂正なども交えつつ(p. 34、p. 98)、軽妙な言葉遣いと絵柄に彩られ、その課題は「軽く楽しむ」という域をはるかに超えて達成されている。「ソルブ」という民族名も「スラヴ」の変形であること、モスクワに逃げてきたエドワード王子(p. 47)やカシモフ・ハン国(p. 112)などは俺も知らなかった。2026/02/25
shimashimaon
2
面白い!『ヴィンランドサガ』を知ったのも本書でした。西洋とも東洋とも違う、ロシアの歴史が面白い。Duolingoでロシア語を勉強している甲斐があって、所々に出没するキリル文字を読めることが嬉しい。2026/02/01
青音
1
★☆☆☆☆【ブックウォーカー】挫折した。ロシアの歴史に全く詳しくないので漫画なら簡単で分かりやすいかもと思ったけど、知らない名前ばかりで全然頭に入らなかった。小さなタブレットで読んだので、手書きの細かい字が読みにくくこれも面倒くさくなった理由。2025/10/30
きばとり紅
0
MCあくしず誌上で連載されているロシア史解説マンガ、本書はその単行本であり、作者はその筋では著名な共産趣味者として知られている。 現代ロシアが成立する過程、それ以前から存在するルーシ領域の概念を実に分かりやすく解説しており、誌上で毎号4ページ程度の掲載だったものが連続して読めるので時系列の流れが掴みやすい。 とはいえ26年3月掲載の時点でロマノフ朝がようやく、本書ではイヴァン四世雷帝の死去までと実にゆるやかな歩みの連載である。 興味あるならバックナンバーを漁るよりこちらを読むべきだろう2026/06/06




