内容説明
祖母の美寿々から孫の綺羅へと代替わりした「ちぐさ百貨店」は、雑貨を売る傍ら、尻尾に秘密が隠された美味しいたい焼きも販売している。餡子以外の新作たい焼きを作ろうと奮闘するアルバイトの葵だったが、商社を辞めてたい焼きを焼いていることは家族に話せないままでいた……。猫目石のペンダント、アンティークのマドレーヌ型、ビアグラスに江戸切子のロックグラス。雑貨が人と人を繋ぐ、心温まる再生の物語。待望の第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
85
シリーズ2作目。葵くん考案、尻尾にひみつありのカスタードのたい焼き。美味しそう。ほんとのことも言えて良かった!2025/10/04
カブ
34
できたて、熱々のたい焼きを食べながら読んでみたい1冊。新作の味を想像しながら読了。美味しいもの、好きなものに囲まれて暮らすのは極上の贅沢。いい人しか登場しない心が温かくなる物語です!2025/10/07
よんよん
31
やはり安定の美味しさ、ではなくて面白さ。いよいよ新作たい焼きの登場!元々の銀座名物たい焼きももちろん食べてみたいけど、新作たい焼きがあるならそちらも食べたい。そして江戸切子のグラス、いいなぁ。綺麗なもの美しいものを見る幸せ、そこに思い出が重なると更に代え難いものになる。そんなささやかかもしれないけれど、確実な幸せを感じる暮らしをしていきたいものだ。2025/12/31
mayu
30
孫の綺羅がお婆ちゃんから店を引き継いでからが描かれる。銀座の外れにある雑貨店「ちぐさ百貨店」シリーズ第二弾。お婆ちゃんのお店の良さを大切にしながらも自分たちなりに新しさも取り入れていきたいと試行錯誤しながら、綺羅と葵くんの息もぴったりでお店の変化を感じる。お客さんそれぞれの家族への想いが雑貨を通して広がっていく物語。相変わらずたい焼きが美味しそう!やはり自分の「好き」をしっかり持って好きが詰まった仕事をしている人は強いし、希望に満ちあふれていてうらやましいなぁと感じた一冊。2025/10/15
えみちゃん
19
最近お気に入りの長月天音さんの「ちぐさ百貨店」のシリーズ、最新刊です♬思いの外早いペースでの刊行でうれしいです。代替わりを果たした「ちぐさ百貨店」いきなり熱海の高齢者施設に入居した美寿々さんを訪ねるところから始まります。至って元気そうな美寿々さん、遠慮のない語り口は健在でなんだか安心します。笑っ。そこで美寿々直伝の「銀座のたい焼き」を守りつつ新しい味に挑戦したい!と相談します。綺羅も雑貨フェアを仕掛けて店を盛り立てることを誓います。サユミさんと美寿々さんのお話、おばあちゃんと作ったお菓子作りの話、家族と2025/09/20




