内容説明
祖母の美寿々から孫の綺羅へと代替わりした「ちぐさ百貨店」は、雑貨を売る傍ら、尻尾に秘密が隠された美味しいたい焼きも販売している。餡子以外の新作たい焼きを作ろうと奮闘するアルバイトの葵だったが、商社を辞めてたい焼きを焼いていることは家族に話せないままでいた……。猫目石のペンダント、アンティークのマドレーヌ型、ビアグラスに江戸切子のロックグラス。雑貨が人と人を繋ぐ、心温まる再生の物語。待望の第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
87
シリーズ2作目。葵くん考案、尻尾にひみつありのカスタードのたい焼き。美味しそう。ほんとのことも言えて良かった!2025/10/04
Karl Heintz Schneider
40
「構わないよ、アンタたちの好きにしろって言っただろ。」祖母の美寿々から、ちぐさ百貨店を引き継いだ孫の綺羅はバイトの葵とともに。祖母のこの言葉に勇気づけられ、店に新風を吹き込むべく奮闘する。綺羅は新たな品ぞろえを充実させ(表紙絵の通り)葵はあんこ以外のたい焼きの中身を考えることに。偶然だけど2冊続けて長月さんの著作を読んだ。「常夜灯」に比べると物語の深みが足らず、どうしても物足りなく思ってしまう。でもそこはさすが長月さん、最後の葵君の告白にはグっときた。2026/02/06
みんとあめ
35
シリーズ第二弾。祖母の美寿々から孫の綺羅へと代替わりした「ちぐさ百貨店」。おばあちゃんの引退は寂しいけれど、綺羅と葵の奮闘ぶりは頼もしく、訪れたお客さんが心の内を話したくなる空気感、より魅力的なお店になっていた。お客さんの雑貨にまつわる思い出に心温くなり、餡子以外の新作たい焼きは本当に楽しみで、ワクワクしながら読んだ。大切な人を思いながら選ぶ贈り物、改めて素敵だなと思う。自分の好きや喜びが広がっていくって嬉しい。ちぐさ百貨店で熱々のたい焼きを頬張りながら、私も自分の好きを探してみたい。2026/01/28
カブ
35
できたて、熱々のたい焼きを食べながら読んでみたい1冊。新作の味を想像しながら読了。美味しいもの、好きなものに囲まれて暮らすのは極上の贅沢。いい人しか登場しない心が温かくなる物語です!2025/10/07
よんよん
32
やはり安定の美味しさ、ではなくて面白さ。いよいよ新作たい焼きの登場!元々の銀座名物たい焼きももちろん食べてみたいけど、新作たい焼きがあるならそちらも食べたい。そして江戸切子のグラス、いいなぁ。綺麗なもの美しいものを見る幸せ、そこに思い出が重なると更に代え難いものになる。そんなささやかかもしれないけれど、確実な幸せを感じる暮らしをしていきたいものだ。2025/12/31
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