GAノベル 彼女は幼き零の魔女

著者名：虎戸リア【著】/鍋島テツヒロ【イラストレーター】

SBクリエイティブ（2025/09発売）

• ISBN：9784815629618

内容説明

世界最強と謳われた魔女、シエルアル・アーゼンハイム。
未知への飢えが導いた転生先は、魔術至上主義の新世界――
だが神の悪意により、与えられた肉体は魔術適性ゼロ、底辺貴族の娘。
それでも天才的な魔術理論と圧倒的身体能力で、常識を打ち砕いていく。
さらに魔術学院の異端や落ちこぼれたちを従え、組織〈神砕く牙（フェンリル）〉を結成。
――それが神への反逆の狼煙となった。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[尚侍]

ものすごく面白かった。これは久しぶりにスケールの大きな作品がきた感じですね。とにかく主人公の設定が良く、一度見た魔術を理解して再現できるというのは、あたしtueeee系の作品でもなかなか見ない能力ですが、その能力を完全に行使することができないという縛りがあることで、物語に緩急があるのが実にいいですね。世界観もかなり広く作られていて、今後様々な勢力が出てきても収容しきれるだけの余裕があるので、これからの展開が大いに期待できそう。初巻の引きもいいところで終わっているので続きが楽しみです。

2025/09/18

[史]

昨今流行りの現代からではない転生物語。それと前々世代的な学園ファンタジー。イカれた少女が世界の陰謀を解き明かしていくのかな。クセの強い仲間たちも魅力的でしょう。惜しむらくは突っかかってきた少女がいきなり距離を取ってしまったこと。将来的には仲間になるんでしょうかね。あと、この強大過ぎる陰謀を全て解決するほど巻数が続くのかな……。まあそれでもワクワクできるアクションには違いなく。好きですねぇ。

2025/12/22