成瀬は都を駆け抜ける

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成瀬は都を駆け抜ける

  • 著者名:宮島未奈【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 新潮社(2025/12発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103549536

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内容説明

唯一無二の主人公が、今度は京都を駆け巡る! 成瀬シリーズ堂々完結!! 膳所高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、「達磨研究会」なる謎のサークル、簿記YouTuber……。千年の都を舞台に、ますます個性豊かな面々が成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎のもとには成瀬から突然速達が届いて……!? 全6篇、最高の主人公に訪れる大団円を見届けよ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

521
宮島 未奈は、全作品読んでいる作家です。成瀬 あかり三部作、完結篇、前二作と比べるとパワーダウンしている気がしますが、森見登美彦ワールドも登場し、楽しめました。京大篇の割には、京大生としての生活や講義等は、ほとんど出て来ません。まだ続編がありそうなエンディング、著者には、「成瀬 あかり、200歳にて大大往生の巻」まで、書き続けて欲しいと思います(笑) https://www.shinchosha.co.jp/special/naruten/2026/01/16

佐藤(Sato19601027)

493
元気いっぱいのヒロイン成瀬あかりは、京大でも孤高の光を灯していた。感情を表に出さず、空気を読むこともしない。少し取っ付きにくい、面倒くさくも見える。それなのに、なぜ、成瀬に惹かれるのだろう。その答えは、彼女が「灯台」のような存在だからだ。自分の信念に従い、その場所を揺るがず、周囲の人々に光を放ち続ける。小説の中だけにとどまらず、読み終えた今、確かに私の胸の中にも、小さく、しかし確かな光として灯っている。強い成瀬に会えて、本当によかった。これで三部作は完結だという。ありがとう、成瀬。また、会える日まで…。2025/12/19

tetsubun1000mg

446
成瀬は京大生となり、膳所から京都に通うのだが同級生と知り合い西浦君とも大学で出会う。 達磨同好会などといういつも炬燵で鍋を囲むサークルにも誘われるのだが、森見登美彦氏の作品に登場する登場人物たちを思い起こされる。 きっと森見氏にも事前承諾をもらっているのだろう。 成瀬の両親や島崎、YouTuberぼきのののか、膳所観光大使など過去の登場人物も登場してオールスター戦のような展開。 成瀬はずっと変わらないし、新しいことに興味深々でチャレンジしていく様子が面白い。 成瀬シリーズ三作には大変楽しませてもらった。2025/12/16

やな

417
青春真っ只中って感じで、気分よく読了。自分的には、「達磨研究会」の登場がツボでした。まだまだ続編に期待です。2025/12/06

Kanonlicht

411
完結編ということで、一気に読むのはもったいなくて噛みしめながら読んだ。このシリーズのいいところは、取り巻く人たちの感覚が読者と一致しているところだと思う。「こんなやついない」からはじまって、いつの間にか「これぞ成瀬」になっている。お母さん目線で誕生からの軌跡が語られる「そういう子なので」のラストは特によかった。その母をして少しずつ人間らしくなってきたと言わしめたように、時々見える成瀬の感情の揺らぎがたまらない。いつか、短編でもいいから大人になった成瀬の話を読んでみたい。2025/12/05

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