成瀬は都を駆け抜ける

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成瀬は都を駆け抜ける

  • 著者名:宮島未奈【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 新潮社(2025/12発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784103549536

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内容説明

唯一無二の主人公が、今度は京都を駆け巡る! 成瀬シリーズ堂々完結!! 膳所高校を卒業し、晴れて京大生となった成瀬あかり。一世一代の恋に破れた同級生、「達磨研究会」なる謎のサークル、簿記YouTuber……。千年の都を舞台に、ますます個性豊かな面々が成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎のもとには成瀬から突然速達が届いて……!? 全6篇、最高の主人公に訪れる大団円を見届けよ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1067
6つの短篇から構成され、それぞれ違った語り手が成瀬との行状を語る。こんな風に語り手の立場と視点を変えることは、成瀬の様々な側面が浮き彫りになるという利点があるだろう。6人の選び方も上手い。なお、最後の「琵琶湖の水は絶えずして」では、あのゼゼカラの島崎がナレーターを務める。成瀬3部作の最終巻ということだが、読む前はそろそろマンネリかなと思っていた。ところが、読み始めるとこれが面白い。成瀬のパワーは健在である。ただし、成瀬のお母さんも言うように、成瀬が幾分丸くなった(大人になった?)ことも確か。でも、やはり⇒2026/05/20

青乃108号

1000
成瀬シリーズ最新作にして完結編。これは寂しい、200歳まで生きる彼女の姿は見届けられない。しかし物事には何事にも潮時というものがある。三部作で完結としたのは賢明な判断であったとするべきだろう。ところで本シリーズは話毎に語り手を変えて、第三者目線から見た成瀬像をそれぞれ描いて来た連作短編集である。常に第三者が語っている為、いわゆる「地の文」というものが存在しないのが特徴的だった。ところが、第4話にだけ所々出て来るのだ、地の文が。おかけで混乱してしまい第4話だけちょっと読みにくい。これは意図的なものだろうか。2026/02/09

ちくわ

971
【♪】読む前から切ない。コレで完結かぁ…とラスイチのお菓子を食べる時に似た惜別の念を覚えた。目頭アツアツ状態で読み始めのに、第2話のモリミーオマージュで笑い転げる。オレの感情をブッ壊す気か(笑)合間に簿記2級CBT試験を懐かしみつつ読了。これまでの登場人物の後日談も絡めながら、最後まで心温まる出逢いと成長の物語だった。ふと東大王に出ていた鈴木光ちゃんを思い出す。彼女はスパっと芸能活動ヤメたよな…今は弁護士だっけ? 成瀬も数年後は知らない何処かで社会人生活を送るのだろう。でも自分は成瀬あかりを生涯忘れない!2026/04/25

starbro

954
宮島 未奈は、全作品読んでいる作家です。成瀬 あかり三部作、完結篇、前二作と比べるとパワーダウンしている気がしますが、森見登美彦ワールドも登場し、楽しめました。京大篇の割には、京大生としての生活や講義等は、ほとんど出て来ません。まだ続編がありそうなエンディング、著者には、「成瀬 あかり、200歳にて大大往生の巻」まで、書き続けて欲しいと思います(笑) https://www.shinchosha.co.jp/special/naruten/2026/01/16

tetsubun1000mg

930
成瀬は京大生となり、膳所から京都に通うのだが同級生と知り合い西浦君とも大学で出会う。 達磨同好会などといういつも炬燵で鍋を囲むサークルにも誘われるのだが、森見登美彦氏の作品に登場する登場人物たちを思い起こされる。 きっと森見氏にも事前承諾をもらっているのだろう。 成瀬の両親や島崎、YouTuberぼきのののか、膳所観光大使など過去の登場人物も登場してオールスター戦のような展開。 成瀬はずっと変わらないし、新しいことに興味深々でチャレンジしていく様子が面白い。 成瀬シリーズ三作には大変楽しませてもらった。2025/12/16

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