内容説明
もしも友達から「死にたい」と言われたら…
「困りごと」や「死にたい気持ち」を抱える人たちが話してくれた厳しい現実。その声を、ソーシャルワーカーとして受けとめ、地域で安心できる居場所づくりにも取り組む著者が、とくに若い世代に向けて語りかける。
※本書は、大月書店刊『死にたい気持ちに触れるということ――ソーシャルワーカーが見ている景色」』の電子書籍版です。
【著者】
加藤雅江
かとう・まさえ
杏林大学保健学部健康福祉学科教授(精神保健福祉士,社会福祉士)。1967年東京都生まれ。2016年NPO法人居場所作りプロジェクトだんだん・ばぁを立ち上げ。社会福祉法人子どもの虐待防止センター評議員、日本子ども虐待医学会代議員、NPO法人子ども・若者センターこだま副理事長。主な著書に『「ヤングケアラー」深層へのアプローチ』(本の種出版 、2022年) などがある。
目次
はじめに
1 ソーシャルワーカーという仕事
2 「自殺」について思うこと
3 死にたい気持ちに触れるということ
4 「困りごと」に向きあってみる
5 「居場所」の大切さと難しさ
6 死にたい気持ちのトリセツ
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
42
警察庁のデータによると、今年(2025年)になって、2月末現在、全国で2834人が自死している。https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R07/zantei0702.csvもしも友だちから「死にたい」と言われたら………わたしは、どんな対応をし、どんな言葉をかけたら良いのだろうか。ソーシャルワーカーが見ている赤裸々な景色をつかむことが出来た。不寛容な世の中、どう生きるのか、のヒントももらえたような気がする。2025/03/18
あゆお
6
久しぶりに読めた本、2冊目。ソーシャルワーカーとして働く筆者の、体験談も含まれていて、優しく語りかけるような内容。ご自身でおっしゃるように、「説教くさい」ような部分もないわけではないが、(死にたいと思いながらも、どこかにあなたのことをわかってくれる人がいるから生きていてほしい、というような内容)時折涙が出そうになるほどグッとくる部分もある。私が肝に銘じたいのは、話すことで楽になる人ばかりではないから、「話せ」という圧をかけてはならないという部分。自分本位な支援者にならないように気をつけたい。2025/03/10
kimamabito
2
新聞のコラムで知って借りた。年末の休みにふさわしい、自分や周りを労る本。ソーシャルワーカーとしての著者と、個人としての著者の内容が混在しているけど、そもそも厳密に区別できるようなものではないんだろう。「人は人とコミュニケーションをとるパターンをそれほど多く持っていないから、つまずいたり、トラブルを起こすのも、似たようなパターンが多い。」ああ、思い当たる節がありすぎる・・・2024/12/30
アッキー
1
地域との関係性が薄れている昨今、作者は世の中にはいろんな大人がいて、相性もある。ということに気がつき、大人のロールモデルを多く手に入れるといい。2025/04/23
Tomomi
0
こういう本を繰り返し読む。「経験がないから分からない」訳では無いとはいえ想像を超えることが多い。自分がいかにラッキーかを思い知らされる。2025/02/06
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