内容説明
フィクションと現実の相互作用を読み解く
自衛隊が広報活動として製作に協力する劇映画=「自衛隊協力映画」。戦車や爆撃機までもが無償=税金で提供される、その32作品を、政治・経済・社会的背景と映画表象を関連づけて分析。官民相互依存のポリティクスを描きだす。
※本書は、大月書店刊『映画のなかの自衛隊――防衛省のメディア広報戦略』の電子書籍版です。
【著者】
須藤遙子
すどう・のりこ
1969年生まれ。横浜市立大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。学術博士。メディア
学、文化政治学。阪南大学教授『自衛隊協力映画――『今日もわれ大空にあり』から『名探偵コナン』まで』(2013年)
目次
第1章 自衛隊協力映画とは
第2章 航空映画
第3章 怪獣映画①――『ゴジラ』
第4章 怪獣映画②――『ガメラ』『ウルトラマン』
第5章 災害映画
第6章 テロ映画
第7章 戦争映画
第8章 マンガ原作の作品
第9章 萌ミリ作品
第10章 米軍協力映画
第11章 非自衛隊協力映画
第12章 自衛隊協力映画の時代背景
終章 自衛隊広報の現状
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
もも助
8
音訳ボランティアにて読了。最近確かにTVで自衛隊が取り上げられること多くなってる気がします。知らず知らずの内に刷り込まれてるようで怖くなりました。自衛隊の主たる仕事が災害派遣にとどまるように切に願います。2026/07/14
たろーたん
0
個人的に興味深かったのは、自衛官募集ポスターから考える「萌え広告」だ。2010年度に徳島地本が初めて萌えキャラをポスターに起用して以来、自衛官募集が一任されている各地の地本がこぞって同様のポスターを制作するようになった。コラボで物議をかもしたのが、2018年に『ワールドウィッチーズ』とコラボした滋賀地本のポスターだ。このアニメでは「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」というキャッチフレーズが示すように、もともとズボンをはいている当設定で製作されているのだが、現物を見る限り超ミニスカっぽく見える。(続)2026/05/30




