内容説明
第二次世界大戦で戦死した夫の遺産が12ドルと知り、メープル・ビショップは絶句した。医師だった夫は慈悲深かったが、診療所は赤字だったのだ。バーモント州の家を守るためにメープルが選んだ仕事は、趣味を生かしたドールハウスの制作と販売。スタートは上々だったが、商品の配達先で農場経営者の死体を発見してしまう。自殺と見ているらしい警察に納得できない彼女は、保安官を説得しようと事件現場を得意の記憶力と技術で再現する――。才気煥発な主人公が活躍するコージー・ミステリ・シリーズ開幕!/解説=大津波悦子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鴨ミール
35
年始にコージーミステリーを読みたいと思って買った本。まだ小説を書くことに慣れていないのか、ちぐはぐな部分が多いけれど、夫を戦争で亡くした未亡人に残された遺産がわずかしかなくて、住宅ローンを払うお金もなく、自分の趣味であるドールハウスを売って生計を立てることを思いつく、なんて、面白い設定じゃないですか。しかし、そこから事件現場のドールハウスを作り始めたときは、驚きました。著者あとがきによると、なんと実在の人物でそういう方がいらしたそうです。第二弾も執筆されたそうなので翻訳を待ちたいと思います。2026/01/05
み
18
さくさくと♪資格があっても女子ってだけで…、今の時代の方がまだマシですね。続編も翻訳して欲しいです^ ^2026/01/11
練りようかん
16
シリーズ第1弾。夫が遺したお金はごく僅かで趣味のドールハウス作りを仕事にすることにした主人公。購入者が死んでいるのを発見し真相を追う展開だが、主人公の鬼に金棒ぶりが凄くぐんぐん進む手漕ぎ舟に乗ってる気分だった。舞台は1946年、ニューイングランドの田舎町。キャリア無しコネなしの女性の言葉なんて勿論取り合ってくれないのだが、殺人のプレゼンシーンはこれ鑑識がやる手だと幾つかのドラマ作品が頭に浮かんで気持ちが踊った。新米保安官とのタッグは男性も社会的に抑圧されてる面を拾って良い、面白かったので次作も読みたい。2026/02/05
本の蟲
16
裁判での説明や捜査官の訓練用に、実際の犯罪現場を精巧なドールハウスで再現した実在の女性法医学者。フランシス・グレスナー・リーにインスパイアされたキャラが主役のミステリ。二次大戦で夫を亡くしたメープルは、趣味で作っていたドールハウスの販売を始めるが…。序盤は偏見まみれで怠惰な保安官VS事件細部が気になるメープルとの対立が軸。正直メープルも思い込みが激しく相当に失礼。登場人物全員好感が持てないうえ、人の善悪をあっさり分類している気がする。人物描写が浅いのを承知で楽しむコージーミステリ2026/01/01
ごへいもち
11
2024刊だけれど設定は1946年、第二次世界大戦直後。殆ど飛ばし読み2026/02/03
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