内容説明
ラグビーにおける「フルハウス」とは、一試合で同じ選手が、トライ、コンバージョンゴール、ペナルティゴール、ドロップゴールをすべて決めることを言う。本書は、日本人として初めてニュージーランド代表チームのオールブラックス入りしたラガーマン、早見剛大の物語である。2027年ラグビー・ワールドカップ、プール戦でオールブラックスは日本代表とぶつかる。かつて日本で一緒にプレーしていた仲間との激突! ラガーマンの孤独、友情、絆、葛藤……。自らもラガーマンであった著者が、そのラグビー愛のすべてを込めて書き上げた究極のラグビー小説。堂場瞬一スポーツ小説の頂点とも言うべき傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
192
もしも日本人ラガーマンがニュージーランド代表チームのオールブラックス入りして、ラグビー・ワールドカップで日本代表と対戦したら。そんな夢物語をどっぷりラグビー漬けで描くスポーツ小説。フルスロットルで進む試合に盛り上がれれば、あなたは正真正銘のラグビーファン。2026/01/07
いつでも母さん
131
いつか・・本当にいつかそんな日が来ると好いな(願望)堂場さんが夢を見させてくれる本作は、ラグビー・しかもオールブラックスに日本人!ラグビー大好きな私としては垂涎物の読書だった。ちょっと孤高(単に言葉が足りないだけだと思うが)の主人公・早見剛大と、彼を取り巻く人間関係が熱いスポーツドラマだ。高校時代の仲間とライバルの存在は、堂場さんお得意の熱さと、鬱陶しさ(褒めてます)ニヤニヤしてしまう。Wカップ同じプールで当たる試合を脳内で思い浮かべながら読んだ。これは絶対に続編ありますよね?次のWカップはすぐだ!2025/12/16
tetsubun1000mg
41
刑事物とスポーツ物が得意な堂場瞬一氏だが、ラグビーの題材は初めてではないかな。 扉の裏に「自らもラガーマンであった筆者が書きあげた究極のラグビー小説」とのあおりがあったがwikiによると高校時代はラグビー部主将との事。 筆者のスポーツ小説ではプロ野球と駅伝が題材となることが多いので野球経験者だと思っていたのだが、本作のラグビーの試合の描写は細部にわたっていて臨場感がある。 ワールドカップやテストマッチ、大学ラグビーをよく見ているし花園ラグビー場でも何度か試合を見ているので理解できるレベルだが大変面白い。2025/12/02
ユザキ部長
36
良い言い方をすれば、多様性(ダイバーシティ)を認める素晴らしい文化。国籍不問、地縁重視の伝統的なルールって事だけど、純血にこだわる日本人としては、受け入れ難い。ルールも複雑だし。何となく見てると凄えなぁ〜とは思うけど。ラグビーファンの方、ごめんなさい。物語は面白ろかったよ。2026/05/22
本の蟲
22
国際ラグビーの超名門ニュージーランド代表「オールブラックス」に、日本人選手が選ばれた騒動を描いたスポーツ小説。国籍や出生地によらない代表選出のルール。ラグビーに詳しくない日本での摩擦や誤解。複雑な戦術に駆け引き、選手の想い、ラグビーの精神は初めて知る事ばかりで面白かった。とはいえ、登場人物の思考がかなり幼稚。トラウマがあるわけでもないのに、マスコミ完全拒否の主人公。私怨で「裏切り者」呼ばわりする日本人選手。どちらも二十歳過ぎたスポーツ選手の言動態度とは思えず、その後のトラブルもひと言「そらそうなるやろ」2026/01/12




