出版社内容情報
奈良時代の長屋王事件から大仏開眼までを、政争に明け暮れる皇室から庶民の暮しまでを生き生きと描く雄大で波爛万丈の歴史ロマン
内容説明
大地震、飢饉、天然痘による藤原四兄弟の死、めまぐしい遷都、叛乱、と聖武帝はいっときも心がやすまらない。懊悩の果て、遂に大仏建造を決意、天平15年、詔と共に国中の富と民がかき集められ着工された。帝の悩み、実力者達の思惑、民の苦しみ、すべてをのみ込んで仏は巨大な御姿を現してゆく―。
奈良時代の長屋王事件から大仏開眼までを、政争に明け暮れる皇室から庶民の暮しまでを生き生きと描く雄大で波爛万丈の歴史ロマン
大地震、飢饉、天然痘による藤原四兄弟の死、めまぐしい遷都、叛乱、と聖武帝はいっときも心がやすまらない。懊悩の果て、遂に大仏建造を決意、天平15年、詔と共に国中の富と民がかき集められ着工された。帝の悩み、実力者達の思惑、民の苦しみ、すべてをのみ込んで仏は巨大な御姿を現してゆく―。