内容説明
シリーズ累計5万部突破の人気数学書！
「学生時代、数学が苦手だったけど、よみやすい」「フルカラーで見やすい」など数学から離れてしまった方や、「番組でモヤっとした部分がしっかい説明されている」「数学の勉強を始める1冊目におススメ」など数学ファンからも大好評！
天才たちを苦しめた数々の難問を気軽に楽しめる、全世代にオススメの数学入門書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
97
「わらすう」も３冊目。まだまだ面白い。今回は「数学は「発明」なのか「発見」なのか」という投げかけ。数学者たちが独自に頭の中で発明した理論が、実は自然法則の中に組み込まれていたことを発見した時の感動に満たされる。この宇宙が非ユークリッド幾何学的であることが一般相対性理論で証明されたり、無限級数の総和の問題から超弦理論の10次元が導かれるなど。一方、逆に、「物理学者が使う主要な枠組みが数学的に解決できない」ことに苛立つ数学者の思いも理解できる。確かに、ナビア－ストークス方程式の一般解はまだ見つかってない。2025/10/28
まえぞう
24
笑すうも３冊目になりました。今回は説明が抽象的というか、概略的で少しもの足らなかったです。テレビの方も第３シリーズ、始まらないですかね。2025/10/10
楽
18
25年9月。128頁、問題Ｂの級数の5番目は-3でなく-2、162頁「本書p.76にも〜」はp.78の誤り（校正！）。さて、そもそも難しい数学の話はほとんどわからないが、本書の書き方はなおわかりづらい。前にも書いたと思うが、仙田章雄『数学の雑学事典』（92年）の方がよほどイメージしやすく楽しい。p.78に記載の、数学は人類の「発明」なのか？「発見」なのか？というのは興味深い問題。数学とは人間とは関係なく大昔から存在していたものを、人間がたまたま発見したものなのか（マリオ・リヴィオ）2025/11/24
Shinjuro Ogino
4
「笑わない数学」は、NHKTVの番組で、難解な数学の問題をタレントが解説する。2022年から23年に放送されたという。私も何回か見たが、こんな難問を未消化なまま放送して何だと思った。表題の図書はこれの解説本で、私は偶々#3から借りて読みだした。面白い。私のような半素人にも若干食いつけそうだ。幾つか。1)結び目理論で結び目の指標とされるジョーンズ多項式。2)P対NP問題で、特に難しいNP問題が1つでも解ければ全てがP問題になるという。3)超弦理論は、1+2+3...=-1/12に基づき世界は10次元という。2025/12/09
Steppenwolf
3
G非ユークリッド幾何，結び目理論，P対NP問題，無限和とabc予想の５テーマを扱う．最初の２つを面白いと思った．特に結び目理論は難解だった．これについては後で勉強しようと思った．PNP問題は単に難しいと感じたもののこれも復習しようと決意している．2025/11/09
