文春文庫<br> ひとまず上出来

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文春文庫
ひとまず上出来

  • 著者名:ジェーン・スー【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 文藝春秋(2025/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784167924164

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内容説明

生きることって永遠の微調整!

ベストじゃなくても、ひとまず上出来ならOK! 令和を生きるネオ中年の私たちにジャストサイズな、元気が湧き出るエッセイ集。文庫版ボーナストラックもあるよ!

いいことも悪いことにも、私たちは慣れてしまうし、忘れてしまう。人間の順応性の高さに簡単します。だからこそ。ちょっとベターを目指したくはある。
ベストじゃなくても、ひとまず上出来。そうやってこれからも生きていきたいと思います。(文庫版あとがきより)

単行本 2021年12月 文藝春秋刊
文庫版 2025年9月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

miu

9
ジェーン・スーさんの言葉の選び方や例えなので言語化がとても好み。スーさんが感じた日々のあれこれがとてつもなく面白く、そしてコレわたし?と共感の嵐。声出して笑いそうになるのを堪えながら(外だから)、ニヤニヤしながら読んだ。更年期だろうが何だろうが、今日もきちんと生きた。ひとまず上出来。そうやって自分を、そして周りのひとを労いながら生きていきたい。2025/10/08

チューリップ

8
スーさんの年代に起こるあれこれを赤裸々に書いてくれているからいつかは自分もこんな心境になるのかなとか考えながら読んだ。マックでつい見栄を張ってしまう話が面白かった。2025/10/25

チサエ

8
スーさんの切り口や切れ味が好きです。他愛ないことのおもしろさ、ハッとすること、共感すること、様々に詰まったアレコレがどれもふむふむと頷けました。作中より→「安易に“頑張れ!”とは言えない世の中です。とは言え、頑張ることが楽しいって価値観、消滅させなくてもいいと思う。頑張れないと思ったら“頑張らない”と言い直すのはどうでしょうか。可能/不可能の話ではなく、意志の問題にしてしまえば少しは気が楽になると思います」2025/09/21

Hayami

7
あまりに響き過ぎる本は、読むと痛いので(当てはまり過ぎて心が)手に取らないことが多い。私にとってジェーン・スーさんのエッセイは正にそれ。だけど帯文の「生きることって、永遠の微調整!」に惹かれて購入。 「自分を不幸せなところに置いたままにしない。自分で選択したことの責任を取る。」大人の責務ってこの2つくらいだものね。 という文に頷く。そうして微調整しながらひとまず上出来を目指すのだ。2025/10/18

へい

6
老いてできなくなったことを数えることで数だけをおえば、ため息しか出なくなるけれど、まずは数を数えるのではなく、できない内容を棚卸して、吟味しどうすればそれを楽しむまではいかないけれどできないなりにどう乗り越えるかと考えるのは、ゲームの縛りプレイを自身の身をもって行えると考えると少しは楽しめるような気がする。私も最近嫌いだった運動を少しずつすることで、誰かと争うのではなく、することで体質が変わったりすることに素直に驚き楽しめている自分に驚いている。自分の中で楽しめれば、老い事態を怖がることもないと思う。2025/11/13

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