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内容説明
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――月虫の姫ぎみの はなしを して あげよう。
月虫と いうのは、なまえの とおり、月に すんで いる 虫だ。
地球にうみおとされた月虫のたまごはやがてふしぎな音をたてはじめて……。
『博物館の少女』の富安陽子が文を、『海獣の子供』の五十嵐大介が絵を描く、新感覚おとぎ話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
149
富安 陽子は、新作中心に、五十嵐 大介は、2作目です。本書は、令和版「かぐや姫」、新解釈、神秘的で美しい物語でした🌙&👸 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000417910 2025/10/10
itica
64
「かぐや姫」は○○だった!意表を突く物語だ。托卵のように人間に大切に育てられた姫ぎみは、何の躊躇もなく月に帰る。それはそれで潔い。 2025/11/04
ままこ
61
怪しげで美しい。富安さんの突飛な発想の物語と雰囲気があり目を惹く五十嵐さんの絵がベストマッチ。幼虫が化けるシーンはグロい。表紙は帯ありと帯なしでは表情が違っている。想像力が広がる裏表紙。かぐや姫モチーフ変身譚。2025/10/23
MI
61
月のむし。月をよーく眺めていると虫のカタチが見えてくる。幼虫から成虫になるまで、ところどころかぐや姫を思わせる絵本になっていた。月をながめるのが楽しみになった。2025/10/18
がらくたどん
52
子どもの頃から聞いてきた「むかしむかし」のお伽ばなしにはまだ誰にも知られてない秘密があるかもしれないよ。例えばさ、紫式部が源氏物語の中で「物語の出ではじめの祖」って紹介している古い「月の姫様」の物語にだって。眩い光を放ちながら地球に落ちた一つの卵。「ソリ、ソリ、ソリ、ソリ」聴こえるかしら。卵の中から呼ぶ声が。さあ、扉を開けて、ただただ不思議で美しく人の「則」では測れない物語の世界へ。後ろの扉も忘れずに。おやまあ、時間も人の尺では測れないみたい。満月の夜のフライトには用心しなくちゃね。だって、虫なんだもの♪2025/10/06
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