内容説明
剣と禅で鍛練した肥後の阿部充家は、日帝朝鮮統治下で京城日報社長を務めた。武断統治と一線を画して朝鮮文化・仏教支援に尽力し、文治政治の先駆者となる。斎藤実の政治顧問でありつつ、当局に「不穏な活動家」と見なされた阿部の軌跡をたどり、植民地支配のグラデーションを再現して、その先に東アジア共存の方途を探る。
剣と禅で鍛練した肥後の阿部充家は、日帝朝鮮統治下で京城日報社長を務めた。武断統治と一線を画して朝鮮文化・仏教支援に尽力し、文治政治の先駆者となる。斎藤実の政治顧問でありつつ、当局に「不穏な活動家」と見なされた阿部の軌跡をたどり、植民地支配のグラデーションを再現して、その先に東アジア共存の方途を探る。