文春文庫<br> 輪廻の果てまで愛してる 現代の短篇小説 ベストコレクション2025

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文春文庫
輪廻の果てまで愛してる 現代の短篇小説 ベストコレクション2025

  • ISBN:9784167924140

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内容説明

生まれ変わり先は6つある?

意外な手で亡き恋人と再会を試みる「あたし」。口の悪い妖精。SNS炎上の恐怖。現代の「王の娘」――2024年の傑作短篇全9篇!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アーちゃん

49
2024年に発表された9話の短篇集。表紙は前作『夏のカレー』と同様に上楽藍さん。斜線堂有紀「カタリナの美しき車輪」はネット炎上を扱った作品で、杉江松恋さんの解説じゃないけれど凄く恐ろしい。寝る前には読みたくないなあと思い、すぐ次の佐々木愛「僕たちは のら犬じゃない 番犬さ」に読後感の良さにホッとした(実際続けて読みました)他では窪美澄「凪のからだで生きていく」出身地の人びとのレトロすぎる考え方に主人公が気の毒になり、ラスト米澤穂信の表題作は短いながら本当に上手い作家さんだと感心。2025/12/13

papapapapal

33
2024年に発表された短篇の中から9篇をセレクト。笑い有り、ホラー有り、ミステリ有りのバラエティ豊かな一冊。佐々木愛さんの『僕たちは 野良犬じゃない 番犬さ』、坪田侑也さんの『放送部には滅ぼせない』、窪美澄さんの『凪のからだで生きていく』が好み。23年版の『雨の中で踊れ』を読んだ時は、もうちょっと時代の流れっぽいものを感じた気もするが…。何年後かに読んだら違う感じ方をするのかしら。2025/11/28

ぽろん

29
表題作からホラー繋がりのアンソロジーかなと思ったら、2025年短編ベストコレクションでした。窪美澄さん初読みでしたが、もっと他の作品も読んでみたいと思った。篠田さん、宮下さん、好きな作家さんは、安定の面白さでした。2025/10/20

ひさか

21
小説新潮2024年1月号篠田節子土、小説すばる6月号佐川恭一万年主任☆マドギュワ、小説新潮8月号斜線堂有紀カタリナの美しき車輪、小説宝石9月号佐々木愛僕たちはのら犬じゃない番犬さ、小説新潮10月号坪田侑也放送部には滅ぼせない、オール讀物11・12月号宮下奈都鳶の娘、小説推理12月号坂崎かおる花泥棒、小説野性時代特別編集冬号窪美澄凪のからだで生きていく、紙魚の手帖12月号米澤穂信輪廻の果てまで愛してる、の9つの短編を2025年9月文春文庫刊。多ジャンル短編で1番を選ぶのが難しい、いずれも味のある秀作揃い。2025/12/31

TSUBASA

15
末期がんでボロボロながら、広い土地を守るべく農業に精を出す緒方爺さん。彼が守ろうとした土地の歴史、篠田節子『土』。悪徳に身をゆだねた女が知った愛、輪廻の果てまでも繋がりたい愛、米澤穂信の表題作他2024年の文芸誌に登場したホラー有、ミステリ有、SF有の短編9作。勝手に「輪廻」をテーマにした作品群だと思ってたらそんなこともなく。佐川恭一『万年主任☆マドギュワ!』とか出オチ感が酷すぎた。一方で斜線堂有紀『カタリナの美しき車輪』は現代ならではのホラーとしてかなり好み。2025/10/26

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