内容説明
人口減少が進むなか、政府は地方創生の切り札として、今後、関係人口一千万人の創出を目標に掲げた。関係人口とは、「観光以上、定住未満」で地域とつながる人々を指す。地域間で人材をシェアする考え方が根底にある。関係人口の増加で都市と地方はどのように変わり、個人のライフスタイルにどんな影響があるのか。関係人口研究の第一人者が、全国の事例をもとに、現状と具体的な課題、実践に向けたヒントを示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
人口が急減するなか観光以上、定住未満の関わり方をする関係人口で都市にも地域にもプラスになる関係は築けるのか。事例をもとにその可能性を考える1冊。特定の地域に継続的に関心を持ち、関与する関係人口。定住人口と交流人口、ファンや推し、ワーケーション、ビジネスやボランティアの違い、政府と自治体の取り組みなどを解説していて、コミュニティに参加する、地域に短期滞在する、地域留学する、一緒に課題を解決する事例を紹介されていましたが、どう関係人口を増やしていくのか、選択肢を作るのかきっかけづくりがポイントになりそうです。2025/09/07
おせきはん
30
地域を訪れる人、地域で迎える人のそれぞれの立場から、関係人口について論じられています。地域にとっての損得(お金や定住人口)は抜きにして、お互いにリスペクトし合い、双方が対等な立場で心地よい時間を一緒に過ごせる地域にいつか巡り合えるだろうと楽しみになりました。2025/09/09
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
15
新卒で精神を病んでドロップアウトしてから社会復帰しようにもいまいちやる気が起こらないのはずっとそうだった。なぜかというと、お金や地位など外発的モチベーションで成り立つのが仕事だからだ。自分でなくてもいいのである。しかし、この本で紹介している関係人口は観光以上、定住未満でその地域に携わる人を指している。スキルなどなくても、その地域への気持ちさえあれば関わることができるのである。「つながりがない」「存在感がない」「やりたいことがない」を解消する新たなコミュニティデザインについての本で非常に興味深い内容だった。2025/08/30
まゆまゆ
14
人口減少の中で定住者を奪い合うのではなく、二拠点生活で地域と関係を持つ人々を増やしていくことで地域課題を解決していく考え方を紹介する内容。誰が引き受けるのか、という答えはないが、ゆるくてもつながって相談しあえる関係を築いていければ、ということなのだろうか。2025/10/03
辻井凌|つじー
3
「関与する」という形での地域との関わり方。本当に元に戻すべきなのは人口ではなく、誇りやモチベーションなのかも。 貢献や定着を求めすぎない、というのは地域に限らずどのコミュニティにもいえる話だ。2025/09/11
-
- 電子書籍
- 髪結い乙女の嫁入り【分冊版】 18 F…
-
- 電子書籍
- スキルアップ 保育園・幼稚園で使えるカ…
-
- 電子書籍
- アンフェアな寵愛条約【タテヨミ】第31…
-
- 電子書籍
- うちのボスが裸族です(10) バニラブ
-
- 電子書籍
- 叫び声 講談社文芸文庫




