内容説明
英作文は難しい。学校ではあまり習わず、大学入試や各種試験での出題も多くはない。そのため、訳してみてもそれが正しい答えなのか、よく分からない。しかし、メールでも会話でも、相手の言っていることを理解できても、返事ができなければ困る。和文英訳も必須の能力なのだ。本書は英作文の型を「3世界・24文型」に分類、どれに当てはまるかを見抜いて英訳する方法を伝授する。自在に英語で表現する確実なメソッドとは?
□ ■ □ 目次 □ ■ □
はじめに 澤井康佑
オリエンテーション
講義 第1部 名詞と動詞の世界[項の世界]
第1講 1項動詞と2項動詞
第2講 3項動詞
第3講 2つ目の項,3つ目の項の動詞内容への拡がり
講義 第2部 イコールの世界
第4講 be動詞を用いたもの
第5講 一般動詞を用いたもの
講義 第3部 「SV+文内容」の世界
第6講 6つの型
第7講 6つの型の文型,伝達相手の付加,7つ目の型
第8講 その他の型
本書を読んでできるようになった5つのこと
問題演習
あとがき 澤井康佑
あとがき マーク・ピーターセン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
newman
7
私、ともかく英作文が苦手でした。この本はもしかするとその苦手意識を取り去ってくれるかも知れません。それくらい丁寧にこの動詞はこう使うと説明してくれています。そして同じ使い方をする動詞はこれだけあると教えてくれています。英作文はどう勉強したらいいんだという疑問に対する有力な一つの回答だと思えます。著者は「ネイティブスピーカーこそが、徹底的に規則に従い、規則に頼りながら言語を運用しているのです」と書いています。全くその通りだと思いました。ともかく著者の指示に従いもう一度読んでみようと思います。2025/10/01
まさにい
6
本屋で偶然見つけた本。たしかに英会話の前に英作文だと思った。また、5文型ではどうしても対処できない部分も英作文にはある。読んでいくと、やはり語学は終わりがない者なのだなぁ。地道に辞書を引き、動詞の用法を抑えるしかない。この本は、どのように辞書を活用し、どういうふうに考えるのかを教えてくれたもの。やはり、やり方を知らなければ知識が積み量まらないので、非常にためになった。とはいえ、これをマスターするにも時間がかかると思う。また、通勤電車の中で繰り返し読んで型を身に着けられればと思た。2025/11/19
新父帰る
6
2025年8月刊。英作文のルールを24文型に分類して、どの文型に合うかを学習させる書である。勿論その基礎は中学高校時代に習った5文型がある訳だが、ここでの特徴は動詞の形を三つに分け24文型と整合させている事だ。この本の素晴らしい利点はネイティブスピーカーのマーク・ピーターセンを質疑応答させている。日本人もそうであるが、アメリカ人も言葉のルールを母語として、このルールを使いこなしている。やはり、日本人がこの英語のルールを習得する必要がある。更に本書は、英語辞書の活用の方法について詳しく解説されている。2025/10/13
辻井凌|つじー
3
ネイティブスピーカーこそ、徹底的に規則に従い、規則に頼りながら言葉を操っている。 ネイティブのようになることは、膨大なルールを1つずつ覚えていくということだ。 サッカーIQにも通じる話がありそう。2025/09/20
でとむ
2
面白い。5文型だけでは説明できないなと前からもやもやしていたところに、その先があることをわかりやすく説明してくれる。英和辞典の読み方が1段深まった気がするし、常に座右に置きたくなり、ライトハウスの紙版を買った。英和辞典はすごい。大は小を兼ねない。今の僕にはコンパスローズ、ウィズダム、オーレックスではなくてライトハウスがぴったりだとわかった。英作文というタイトルだが、それに限らず英語全般に有用。2025/11/07
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