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内容説明
「週刊ダイヤモンド」元編集長がどうしても書き残さずにはいられなかった男──。億万長者と無一文を何度も繰り返し油田を掘り当て日本を救った「アラビア石油」創業者、山下太郎。 日本経済史「影の主役」を掘り起こした驚愕のノンフィクション小説!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
imagine
9
そんな人物がいたのか!という驚き。扉でフィクションだと宣言しているが全て実名表記。資料を丁寧に掘り起こした一級の人物伝だ。著者は経済誌の記者。星の数ほど取材したであろう財界人の中から、なぜ故人である山下太郎に惹かれたのか。それは太郎の挑戦が、過剰な安全意識で萎縮している今の時代に希望を与えるものであったからだろう。かつては太郎に批判的だった御用学者が、時を経て教え子に伝えていた太郎の信念こそが、著者のメッセージだと受け取った。松岡洋右の知られざる一面を描いている点も非常に興味深く読んだ。次作も大いに期待!2025/09/03
長谷川浩之
2
すごい本でした。一気に読みました。最後に泣きました。2025/09/02
たかひろ
1
起業家というより、政商としか言いようがない男、山下太郎についての小説体の伝記。すべてを人間関係のみで解決していく様は圧巻だが、本当にこんな簡単だったのかな?(笑)松岡洋右とも親しかったらしい。満洲で満鉄の住宅街の大家をやって、現在の貨幣価値で6兆3000億円もの資産を作ったのはすごい。そしてそれが戦後になって没収され0円になるのもさらにすごい。戦前の日本のスケールのデカさを実感する。アラビア石油を作る時も、石坂泰三や小林中の力を借りてるから、よほど信頼されていたんだろう。俺も自営業者なので勉強になった。2025/12/22
いわて
1
日本企業ではじめて中東のサウジアラビアとクウェートで石油の採掘権を取得した、アラビア石油の山下太郎氏の伝記。連続起業家っていうのかな。巻末の参考文献からわかるように緻密な取材をもとに生まれた、プロジェクトXのような一冊。人心掌握に長け、人たらしの見本だな。78歳で亡くなった太郎は、60歳で石油会社おこして71歳で掘り当ててる。もっとアラビア石油のエピソードが読みたかったな〜〜12回連続ドラマだとしたらようやく11回で石油を掘り当てた感じだった。2025/12/07
モビエイト
1
アラビア石油は知っていましたが、山下太郎氏は全く知りませんでした。ヤマ師と呼ばれながらも日本の為に最後は運良くカフジ油田を掘り当ててアメリカのメジャー相手に大金星をあげたのだと思いました。2025/09/23
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