内容説明
ある日、あこがれの変身ベルトを手に入れたタクミ。ひょんなことから、なんとサンダー仮面に変身してしまう。しかし喜びから一転、もどり方がわからずに困ったことになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
74
児童書。4年生のタクミはフリーマーケットで「サンダー仮面」の変身ベルトを買った。周りの友達は変身ヒーローはもう子供っぽいというけれど、タクミは今でもヒーローが大好き。いじめっ子のボスノ(星野)にからかわれ逃げたタクミは、悔し涙を流しながら変身ポーズをとる。するとタクミはサンダー仮面に変身した。スーパージャンプやスーパーパワーに最初は喜んだが、元に戻れない。困ったタクミは友達に相談する▽自分だと知らせるやり取りが面白い。ヒーローはいつでも胸の中にいる。ハピエン。2024.8刊2025/01/17
kuragemaru
4
37回福島正実記念SF童話賞の大賞受賞作です。審査講評で石崎洋司氏が、公募新人賞は「将来性を、作品の成熟度に見るのか、作家の発想力に見るのか」によって結果が大きく違うと書いています。うーん、わかる! 選評や粗筋、そして本作を読んだ限りですが、大賞と佳作はどちらをどちらにするか、大論争だったろうなあ、と。本作は手堅く、過不足ない作品ですが、ドキドキワクワクはなかった。というのが正直な感想。SF童話賞と言うと、やはり『ぼくのじしんえにっき』レベルを期待しちゃうんですよね。2024/08/15
芦屋和音
3
小4のタクミはフリマで変身ベルトを手に入れる。ベルトをして変身ポーズをとったら本当に変身してしまったけれど、戻り方がわからない!? バカにされても「好き」に一直線な主人公の姿は素敵です。部屋を汚さないように、紙の上にブーツを履いた足を乗せるヒーローの姿はクスっと面白い😂第37回福島正実記念SF童話賞大賞受賞作。2024/10/13
ms。
1
久しぶりの児童書。小学四年生ってマセがやってくる時期だったなあと。少し大人びたい時期でもあるけど、恥ずかしい気持ちを持ちながらも「自分の好き」を大切にすることは大人になってもいい事だなと感じました。周囲のキャラクタの性格が特徴的な反面、主人公は割と普通?突出はしていない感じがあったけど、普通の小学生のようでそれが良かった。児童書ということもありすぐ読めた。テンポも良く、イメージしやすい。混乱もしない良いお話でした。2025/09/15
ぞだぐぁ
1
『ぼく、仮面ライダーになる!』シリーズみたいな感じかと思って読んでみた。 結論だとヒャダインの『半パン魂』みたいな感じ。 世間的には小学生の高学年なら卒業しているものと言う認識をされている特撮ヒーロー好きな少年が、フリマで入手した変身ベルトを付けたら変身してしまったという話。 どうすれば元に戻るのかとか、変身後の姿も自分であることを友達に理解してもらおうとするところとかSFでありそうな展開で面白い箇所があった。2024/10/17
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