新潮新書<br> コメ壊滅(新潮新書)

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新潮新書
コメ壊滅(新潮新書)

  • 著者名:山口亮子【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 新潮社(2025/09発売)
  • 梅花ほころぶ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~2/8)
  • ポイント 200pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106111006

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内容説明

コメ不足は予測できた。農業白書には「需要が供給を上回る」ことを明示したグラフさえ載っていた。それでもコメが消えたのは、需給をマッチングさせ価格を下げすぎないという、市場原理を無視した減反政策が続いているからだ。農相がパフォーマンスで価格介入したところで構造は変わらない。つまり、この人災はこれからも繰り返されるのだ。農業ジャーナリストが抉り出す「日本のコメ」の歪んだ現実。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

133
令和のコメ騒動は戦後の農政失敗による人災と主張する。自民党の票田に高い米価で報いる減反で民間在庫量が減ったところへ、農水省の需要予測間違いで不足が起きた。高くなりすぎてコメ離れが起きただけでなく、酒や米菓業界にも大打撃となった。農業への新規参入が厳しく規制されて農家の高齢化が進み、これに高温障害と肥料や機械価格高騰という「三高」が追い打ちをかけた。自らの価格決定権を守ろうとするJAは先物市場を潰し、コシヒカリ系のブランド米優先で品種の多様性を失った日本のコメは、今後も高値と不足を繰り返すだろうと予言する。2025/11/24

trazom

104
農業問題が専門の著者が、なぜ今回の「コメ騒動」が起きたかを分析する。作況指数や需給予想など統計数値の不確かさ、減反政策の失敗、先物市場の廃止など、農林族議員・JA・農水省が一丸となって引き起こした人災だったと著者は言う。指摘の一つ一つはもっともだが、「コメ不足は2023年から予測できていた」などと後になって言われても…。批判ばかりではなく、そもそも、コメは、政府の統制を緩めてもっと市場原理に委ねるべきと言うのか、または、食料安全保障の観点からより強い政府の関与を求めるのか、著者のスタンスを知りたい。2026/02/01

skunk_c

74
以前読んだ著者の『日本一の農業県はどこか』がとても面白かったので、タイトルには眉に唾しながら読んだ。ジャーナリストらしい切り口で、特に流通関係者への取材が生きている。実は政府の農業系白書で2022年には主食用コメの供給が需要を下回っていることが明らかだったとグラフをあげて(ただしタイトルもきちんとそのままあげるべきとは思った。コメ全体ではない)、農水省が主食米不足を認識していたのに手を打たなかったところから始める。書名と同様かなり農水大臣を痛めつけるような批判をしながらの刺激的な書き始めだ。2026/01/09

イケメンつんちゃ

34
デビットバローズ プリティウーマン 一言言わせてください お帰りなさい いつも毎日毎日精進されているアナタに 贈ります 毎日いろいろあるけれど 微笑みひとつで 元気になれる いつも雨のち晴 今丁度ピュアな問題 熊 人災であれ何であれ 解決に至っていない 浦安辺りで毎日流れている ぼくらのクラブのリーダーは 古古米古古米古古古米 与作なのか あっちらこっちら 探し求めました イオン有松にはありました コノミヤにもありました ケーキ食べなくてもなんとか 結局 まわりにまわって 責任のつけは 国民の責に 南果歩2025/12/16

よっち

25
日本のコメ政策の歪みの結果として生じた令和のコメ騒動を、農業ジャーナリストが多面的に分析した1冊。市場で米が不足して、中食・外食への打撃や小売りまで外米が席巻する状況に、前農相が苦し紛れの発言を繰り返したり、政府が風評として片付け市場原理を無視した政策が続けたことを指摘し、減反政策の弊害や農政官僚の対応の問題点を鋭く指摘する内容で、JAや大規模農家への批判が一面的に描かれる点が散見されたものの、コメ政策の構造的問題の分析や、農政の政治的背景や市場の自由化を阻む力学についての解説はなかなか興味深かったです。2025/11/12

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