クリティカル・ワード ゲームスタディーズ

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クリティカル・ワード ゲームスタディーズ

  • ISBN:9784845921454

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内容説明

私たちは何を「プレイ」しているのか?
ゲーム研究の多面性と新たな可能性をとらえる、キーワード35+ブックガイド20

遊び、ルール、チート、没入、アバター、物語、ゲーム実況、インタラクティビティ……
押さえておきたい理論から、ゲーム文化が理解できる幅広いキーワード、さらに深く学ぶための重要文献まで、これ一冊で論点がつかめる、待望のゲームスタディーズ入門!

「ゲームと遊びを研究する総合的な学問分野」として生まれたゲームスタディーズは、今大きな注目を集める、まさに21世紀の学問分野と言えるでしょう。本書は、さまざまな領域を巻き込み活況を呈するゲームスタディーズを学ぶうえで、知っておきたい基礎知識と重要な論点を、多様な視点とアプローチでわかりやすくコンパクトに解説した、本邦初・待望のゲームスタディーズの入門書です。

[遊び][ルール][インタラクティビティ]などの基礎概念、[チート][没入][アバター][物語]などのゲーム文化を形成するキーワード、ヨハン・ホイジンガからイェスパー・ユールまでゲーム研究の必読文献ガイドをバランス良くマッピングし、幅広い射程がありながらポイントを絞り込んだ、ありそうでなかった構成が本書の大きな特徴です。

ゲームとは何か、なぜゲームは面白いのか、私たちはいったい何を遊んでいるのか。
哲学や人類学、心理学、社会学、メディア研究、音楽学といったさまざまな領域を巻き込みながら展開してきたゲームスタディーズの、これまでの蓄積とこれからの可能性を概観できる本書は、ゲームを学びたい人だけでなく、ゲームをもっと楽しみたい人、語りたい人にとっても役に立つ、“最初に読むべき”一冊です。
本書という地図を片手に、ゲームスタディーズの世界へ、第一歩を踏み出してみましょう。

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◆シリーズ[クリティカル・ワード]
現代社会や文化および芸術に関わるさまざまな領域を、[重要用語]から読み解き学ぶことを目指したコンパクトな入門シリーズです。
基本的かつ重要な事項や人物、思想と理論を網羅的に取り上げ、歴史的な文脈と現在的な論点を整理します。もっと深く理解し、もっと面白く学ぶために必要な基礎知識を養い、自分の力で論じ言葉にしていくためのヒントを読者に提供する新しい入門書です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

11
このクリティカルワードシリーズはキーワードからそのテーマを豪華な執筆陣が評論している。第1章理論編では、特に人によって解釈が変わる「ルール」「メディア」などを各3人ずつ知見をまとめているため比較しながら自分なりに考えるきっかけになる構成が良かった。第2章は「アイテム」「学習」「ツーリズム」など特化した方がまとめている。ゲームも歴史が長いが、要素がかなりあることやプレイ時間がかかることなどからなかなか研究が進んでいない。私なりの知見を持ってゲームをより楽しみたくなった。2025/07/20

その他

2
ゲームに纏わる各項目(キーワード)事に、複数の著者が論じたり探究課題を提示していく章と、マストで抑えておきたいブックガイドとしての書評で構成されるので、満足度と同時に次に手に取りたい本が増えた充実感がある。ホイジンガやカイヨワ、ユールなどは既に読んでいたので、おさらい的なくだりも多かったが、それだけそれらの著書がゲームという概念を考えるにあたって核心をついていたのかを思い知らされた。2025/10/28

まりな

0
アリとキリギリスのキリギリスってそんなカッケーこと言ってたんか2025/10/02

愛楊

0
2025年。アーカイブらへんは人手が足りてないらしい。だろうね。みんな自分のしたいことしかしないのだから。2025/07/05

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