双葉文庫<br> ワースト・インプレッション 刑事・理恩と拾得の事件簿

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双葉文庫
ワースト・インプレッション 刑事・理恩と拾得の事件簿

  • 著者名:滝田務雄【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 双葉社(2018/02発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575520590

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内容説明

始末書を乱発している若き刑事・畑山理恩。捜査本部長に減らず口を叩いたり、異常な食い意地で騒動を起こしたり、出かけるたびに迷子になったり……。だが推理だけは超一流! 理恩をバカ扱いする部下の寒山拾得とともに、4つの難事件に立ち向かう。笑いはたっぷり、謎解きはしっかりのコミカル・ポリス・ストーリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

28
警察ものでコンビ両方がキャリアというのは珍しいような。ミステリは『遺産と誤算』がよかった。『ワースト・インプレッション』のさらにその後が気になる。2019/07/26

マッちゃま

22
あくまで個人的な感想ですが、やっぱ定番と呼ばれるパターンは無難かもしれないし何よりハズレにくい。言うならば当たり前に面白い。だけど定番を上手く崩したり、敢えて外すコトで面白くなるパターンも存在する。普通…ではない(何を基準にとか聞くのは野暮)人物らが活躍する本書。変わったモン同士のバディものとも言えるんだろうけど、僕は上手く物語の世界に馴染めないまま読了でした。推理部分は嫌いじゃないだけに、なんだかなぁ〜と感じてしまいました。キャラにハマれば楽しめる作品だと思います。2017/12/23

きょん

19
キャリアなのに所轄で署長の家族の忘れ物を届けに行く先々で事件に巻き込まれる二人組の連作短編。主役二人のテンポのいい会話も面白いし、ドラマ化したら受けそう。エピソード0の副総監の存在がもっと随所に感じられたら連作としての繋がりも面白そうなので、続きが出ないかな。2017/12/23

トリプルアクセル

13
個性的な警察官を主人公にした、ユーモア本格ミステリ。軽く見られがちな体裁だが、骨格はしっかりとした本格ミステリである。4編の中では「遺産と誤算」の完成度が高かった。ギャグも程よく散らばめられており面白い。東川さんのように売れて欲しい作家さんの一人。ラストの1編の設定は賛否が分かれそうだが、続編を期待できるという点で良かったと思う。2018/02/20

やな

10
短編4話。1話目が好物の倒叙ミステリで嬉しかった。全部この形式でいくのかと思いきや、2話目からは普通の犯人探しミステリの形式に。著者の滝田さんの作品はロジックがしっかりしているので安心して読めるが、少し残念。もっと倒叙を読みたかった。ついで言えば、キャラ立ちも弱い。主役の2人はいいキャラクターになりそうな臭いがプンプンしたのだが。すごく残念。2018/08/23

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