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内容説明
19世紀、バイエルン王国で生まれ、自由にのびのびと育ったエリーザベトは、オーストリア帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に求婚され、16歳で嫁ぎます。しかし宮廷での生活は幸せなものではなく、しだいに体調を崩してしまいます。そんななか、エリーザベトはハンガリーの自治権獲得を後押しし、オーストリア=ハンガリー二重帝国の成立に貢献しました。
絶世の美貌とシシィの愛称で知られるオーストリア皇妃の物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
娘はミュージカルを先に観ているのですが、どう感じたかな?こういう人生を俯瞰して眺めると、美しさに固執することがいかに虚しいかがよく分かります。混乱しきった悲しい女性の一生。「玉の輿」の代償はしんどすぎるでしょう…。あと、夫フランツ・ヨーゼフ1世 はかなり好意的に描かれていますし同情する部分もありますが、私が妻ならやっぱり耐えられなかっただろうなあ…。「手に取るなやはり野に置け蓮華草」よね。2025/07/14
こふみ
20
ミュージカルのタイトル、「エリザベート」として名前だけは知っていたのですが、人々を魅了する容姿を持ち、それゆえに皇帝に見初められ、苦悩の多い生涯を送った女性だったのですね。2026/03/15
みーなんきー
11
バイエルン公女として生まれ、自由闊達に生きて来たが、オーストリア皇妃となり、周囲のしきたりや世間の目に苦しめられる。が。それでも自分なりに頭を働かせ精一杯の努力で人生を切り拓きハンガリーの自治権をみとめるアウスグライヒ締結にひと役買う。義母、夫の態度、周りの圧力などにいつも苦しめられてきたが、美が人を惹きつけること、や、自身の関心のあることを学ぶことで魅力を持ち続けた人生でした。お金と地位が無尽蔵にあっても人の心は幸せになれない、というこの世の不幸を改めて感じた作品でした2025/03/10
スゲ子
4
迎夏生さんの女王系伝記漫画の新作!今回もすごく良かった!何が素晴らしいってドレス!!どのページもドレスが超綺麗!たぶん伝記漫画史上最高に気合が入ったドレス作画だと思う。またそれが彼女の人生とマッチしてる。一方的に美貌を見初められ、たった16歳でオーストリア皇帝と結婚。周囲から見下されがんじがらめの生活の中「外見の美しさ」がうわべだけのものだと充分自覚しながらそれを武器にすることを決心する場面カッコいい!「ならば私は誰よりも美しくなろう。誰にも文句を言わせないほどに!」2025/01/07
れい
4
【図書館】エリザベートと思っていたら、エリーザベト。世界史も原語表記される傾向にあると聞いていたから、そういうことかな?この表紙の絵画はそれほど詳しくなくとも教科書などでお目にかかったことがあって、本当に美しい。美しさに執着したとのことだが、年を取ると失われていくとされているものの一つなので、相当に苦しんだことだろう。心を病んでしまった辺りは、故ダイアナ妃や雅子様とも被る。国民のために動く面もあったが、人嫌いが高じて趣味に走り、晩年は評判を落とした。彼女にとって、死は魂の救いだったのかなぁ。2024/11/12




