内容説明
いちばん嫌いな国は日本、その一方で日本ブーム。
韓国の反日活動家、知識人、経営者、オタク少年等々、様々な階層の人々に対する現地での取材をもとに探った日本に対する複雑な心理。
韓国人は日本が嫌いなのか、好きなのか。こんな質問が意味をなさないほど、日韓両国は絡まり合った現代史を歩んでいる。本書はそんな韓国人の意識について高所から論じるのでなく、当人たちに直接語ってもらうインタビュー集の形で探ってみた。肉声を通じて吐き出される対日観、歴史観、東アジア観に、一度耳を傾けてみたい(本文より)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomomi Yazaki
14
悪化の一途を辿っている日韓関係。だけど韓国の人は本当は何を思っているのか。彼らの言葉に耳を傾けたくて本書を手に取りました。まずは韓国の若者との対談。彼らには柔軟性があり、社会的にいがみ合う政府とは別の感覚で日本を見ている。そして日韓関係が良くなることも望んでいる。ただ残念なことに、正しい歴史を学ばずに育っているため、価値観や日本への考えが微妙に歪んでいる。その証拠に、日本には少しでもいい国になって欲しいという、大きなお世話な上から目線。これではいつまでたっても歩み寄りは出来ないことを知って欲しい。2021/10/15
ミネチュ
0
嫌韓本とまではいかなくても、韓国人は日本に対してコンプレックスを持っているというちょっと上から目線な本なのかと思いきや、日韓の色々な問題について、韓国人にインタビューした本で、いい本でした。 もちろん、それぞれの問題について多くの人にインタビューした結果が載っているわけではなく、一つの話題に一人のインタビューなので、韓国人の多様な意見が聞けるというわけではないですが、でも、こういう考えの韓国人もいるんだなぁと思って読むには良いと思います。2020/08/09
midosuzi
0
気分悪い。2019/04/01




