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内容説明
「どんな経済成長を追求すべきか?…こうした問題に関心をもつ人の必読書だ」D・アセモグル。アイデアの成長にフォーカスした新提案。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mikky
9
すごく面白かった。経済学に詳しくない自分でも経済成長の歴史や、成長至上主義がもたらした恩恵と代償について面白く読んだ。ラストは著者の希望もあるのかすこし楽観的すぎないかというのが率直な私の感想だけれど、長いあいだ言葉にできずモヤモヤしていたものが晴れたような感覚を得られた。2025/09/14
iwtn_
4
極論同士の間をいく内容ということで購入。成長は興味深いしね。内容はGDPの発生過程とそれを重視し過ぎになってしまった経緯、1800年頃に爆発的に経済成長した理由の仮説のまとめと著者の意見、脱成長という主張への評価(一部見るべき場所はあるがほぼ駄目)、今後GDP含めて社会はどのような方針をとっていくべきか、といった感じ。主張には同意だが、学びは薄い。無形財産やアイディアの重要性は同じく大事なことではあると思うが、強く主張し過ぎな気はする。経済成長の理由の仮説が一番参考になったぐらいか。良い紙を使った重い本。2025/09/11
Kyo-to-read
3
経済成長に対する無謬性に警鐘を鳴らす一冊。著者は経済的成長とのトレードオフを見据えつつ、一元的経済成長の価値観から抜け出し、技術の進歩を求める投資を行い続けるものの、複合的価値観の下で、「Sustainable Growth」を目指すことを提唱。自分としても無意識に経済的成長の「正当性」は疑っていなかったことを自覚した。国家レベルでの多様性が危機に瀕しているものの、個人レベルでは多様な視点を持つことをあきらめず、成長に対して向き合い、どうあるべきかの問いを考え続けていきたい。2025/11/19
sun
2
なぜ停滞→経済成長が生じたのかという話から始まります。そして、経済成長という神話の暴走が起こり、その代償が色々と見えてきた。そうした中でこれからはどうするべきなのかという話の本です。結論としては弱い脱成長とのことです。時には経済を犠牲にしながら、成長の代償を最小限に抑えていくというような考え方です。経済成長という神話が生まれるまでの歴史がわかりやすく解説されているのですごく面白いです。ただ結論は新成長論というほどではないかと思いました。2025/10/04
ゼロ投資大学
1
GDPという指標に代表されるように経済のパイを大きくすることを世界の多くの人が追い求めている。より豊かになれば、パイを多くの人に分けられるようになるからだ。しかし、飽くなき経済成長を追い求めることが本当に人類全体の幸福に繋がっているかは疑問符が生じる。2025/09/17
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