ことのは文庫<br> アヒルと犬とそらいろ食堂 季節めぐる、忘れじの記憶

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ことのは文庫
アヒルと犬とそらいろ食堂 季節めぐる、忘れじの記憶

  • ISBN:9784867168141

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内容説明

【電子版巻末にはかない先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】
5年付き合った彼氏と婚約破棄をした観月葵は、都会から祖母が暮らす神白村に引っ越し、「そらいろ食堂」を開く。
人との関わりが苦手ながらも、いつか自分の食堂を持つのが葵のひそかな夢だった。
食堂の看板鳥・看板犬は、食いしん坊なアヒルのピー君と、おっとりマイペースな雑種犬のハチ。
ピー君とハチをきっかけに訪れるのは、家族関係に悩む大学生、村でちょっぴり有名な変わり者、はたまた妖怪の姿もあって――。

自然とみんなが集まる「そらいろ食堂」で、葵もまた、亡き母の過去と想いに向き合っていく。

のんびりと流れる村の住人との特別な時間を、できたてごはんとともに召し上がれ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

78
先日、デビュー作『ことりの~』を読んで、思いの外ココロにささり、こちらの新作も手にとりました。基本的にはデビュー作同様に温かな食べ物が、ちょっとお疲れ気味な人々のココロを癒していく構成です。更に本作最大の魅力は見えないモノが見える不思議な能力を持つ主人公「葵」と他のキャラたちの絡みが絶妙ですね。「葵」のかなり特殊な能力が自分だけではなく、何かしら他の人々の助けにもなっており、人と人とのほっこりしたココロの繋がりに癒されます。あまり現実的にならずにファンタジーとしっかり割りきって読むのをオススメします。2025/08/24

Mau

3
婚約までした恋人に別れを告げられ、祖母が住む田舎へ引っ越した葵は夢だった食堂を開く。 看板鳥はアヒルのピーちゃん。途中で加わった雑種犬のハチの様子が可愛らしくて癒された。 物語の舞台になった田舎の風景・住人たち・季節を取り入れた描写は丁寧で本を開く度、自分も物語の住人になれた気がした。 大切なのは生きた長さよりどう生きたか… この言葉が心に刺さった。 悲しい別れが訪れても笑顔で送り出せるように後悔しないように1日1日を大切に生きようと思う。 続刊が読めるなら葵の片思いの行方が気になる! 2026/01/31

ゆり

3
のどかな田舎の緑の景色が目に浮かび、和食の匂いがしてきそうな素敵な描写ばかりでした。おばあちゃんや村の住人、動物たち、そして可愛い妖怪たちの優しさが染み渡りました。人生は出会いと別れの繰り返し。長生きすることだけに目が行きがちですが、「大切なのは生きた長さじゃなくてどう生きたか」という言葉にハッとさせられました。生きていることこそ奇跡なのだから、毎日を大切に生きたいと思えました。当たり前だけど忙しい日々で忘れがちになる大切なことを教えて貰った気がします。 #NetGalleyJP2025/08/21

あるぱか

2
移住・食べ物・妖怪と色々な要素が混ざった内容でした。自分が惹かれる内容が何かわからない人が読むと自分の好きが見つかるかなと。お話し自体も優しいので読んでいて嫌な気持ちにならないのもよかったです。2026/02/02

四国の南

1
前作も好きでした。 今回もとにかく美味しそう! 一気に読むより想像をしながらじっくり読んで余韻を味わうそんな作品。 出会いと別れ、限られた時間、人間だけでなく動物や妖怪、食堂がつなぐそれぞれの関係、想いが交わっていく、心の描写が丁寧で好きです。2025/10/09

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