ハーパーコリンズ・ジャパン<br> ホワイトハートの殺人

個数:1
紙書籍版価格
¥1,430
  • 電子書籍
  • Reader

ハーパーコリンズ・ジャパン
ホワイトハートの殺人

  • ISBN:9784302101030

ファイル: /

内容説明

絵葉書のような村の猟奇殺人。
容疑者は、“善き隣人”の誰か。

「多層な登場人物と息詰まる展開、
心理描写が交錯する出色の犯罪小説」
――ジェフリー・ディーヴァー

「掛け値なしのストーリーテラー」
――リー・チャイルド

英アカデミー賞3冠&ITV過去最高視聴率を誇る人気ドラマ、
『ブロードチャーチ』の脚本家による、現代英国ミステリの最前線!

藁葺きの家並みが美しい英国南西部の海辺の村で起きた殺人事件。
殺されたのは村の名物パブ〈ホワイトハート〉の店主で、裸で縛られ、
頭に王冠を戴くように牡鹿の枝角が括りつけられていた。
刑事ニコラは都会の組織犯罪部から転属早々、新米巡査と事件解明に奔走するはめになるが、被害者と村の住人の隠された“顔”が暴かれてゆくなか、百年前もこの地で鹿角を用いた連
続殺人があったことが判明し─―

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

72
藁葺きの家並みが美しい英国南西部の海辺の村。この設定だけでテンションが上がる。主人公の刑事ニコラは、夫・息子とともに生活をやり直すためにこの村にやってきた。平和なはずの土地だったが夜中に遺体が発見される。誰もが知るパブの店主。裸で椅子に縛られ、頭に鹿の枝角がくくりつけられていた。顔見知りの人々が暮らす村、個性的な登場人物。ニコラと夫、ニコラと部下ハリーの関係も気になるし、事件の真相はなかなかわからない。。作者は脚本家とのこと、構成のうまさに納得。2025/09/17

pulp

15
生まれ育った田舎町の警察署に赴任した二コラ。彼女の目的は平穏な環境で家庭を立て直すことだった。なのに着任早々に出くわしたのは裸で縛られ、頭に牡鹿の枝角を括られた男の死体だった。関わりを持つ一癖も二癖もある住人たち……。タイトルや表紙からなんとなく勘違いしてしまいそうだが、たぶんコージーではないです。そこまで軽くもなく丁度いいくらいの重量感。良作、というよりもキャラクター、設定、ストーリーテリングなど全方位的に平均点より少し上、というところかな。それから謎解きのところで、なぜか横溝っぽいなと思ってしまった。2025/08/31

rara

9
あっと驚く解決編ではありませんでしたが、全体の世界観は私の好きな小説でした。主人公の女性刑事や部下たちも好感持てていいチームでした。次作があれば読みたいです。2025/09/13

Yuki_Yuki

4
いかにもヨーロッパのミステリらしい作風。 地味で堅実で、いつも主役は疲れていて、何らかの傷を負っている。 アメリカのミステリに比べて、華がないが、読み応えがある。どことなく、刑事コロンボに出てきた犯人のようだった。2025/09/06

mameta_vista

2
★★★☆☆2025/09/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22745959
  • ご注意事項

最近チェックした商品