内容説明
ひどくなまぬるかった、あの夏――喫茶店〈北斎屋〉店長の野坂あやめは、得意客やその友人を含む男女八名で、瀬戸内海の真ん中に浮かぶS島を訪れた。数年前まで新興宗教の聖地だったという無人島に建つ別荘で、良質な退屈を楽しむはずが、到着翌日に死体が発見され事態は一変する。無惨絵のような刺殺体は、朱に染まった密室に横たわっていたのだ。それが悲劇の幕開けとばかりに、一人また一人と殺され、疑心暗鬼に陥る一行。霧に包まれ、交通と連絡の手段がない孤島でいったい何が起きているのか? 著者の出発点たる第4回鮎川哲也賞受賞作。/解説=杉江松恋
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yuui
11
いやこれさー最後の意図はわからんだけどもう犯人あの人以外おらんやんと思ったよ! そしてなんか第4回鮎川哲也賞かなんか知らんけど1999年にしたらこんな終わり方斬新じゃね、よしじゃあ鮎川賞に決定感が半端ない! 雰囲気だけ良くて全然面白くなかった🤷♂️2025/10/19
野のこ
9
近藤さん好きだけど、今回は消化不良。設定は面白そうだけど、集中できず、凍るというかじめじめザワザワ。登場人物も共感できる人もいなかって推理もうーーんって感じ2025/11/21
フロッグ
7
近藤史恵さんの初期作品。みんな変わり者ばかり。2025/11/01
ナオ
4
背表紙を読んだ印象より、登場人物がかなり若くて、孤島ものであり、青春小説とゆーか、青春の終わりの物語みたいだった。喫茶店北斎屋の常連客やその友人たちとの慰安旅行で行くことになる島。北斎屋に集う面々が楽しそうで、だからこそ、私も店長のあやめさんに、相棒のなつこさんが旅行やめようって言った時に強く行かないでと思ってしまった。殺人が起こるに決まってるから。読み終えてため息。若さ故の未熟さ故の殺人で。ラストの名前の由来のくだりも若いよなーって。アオハルな感じ。晩年を生きてる私にとっては眩しくも感じる作品でした。2025/09/25
倉屋敷??
3
文章はスラスラと読めるんだけど登場人物のあだ名とかちょっとわかりづらかったなー。 最後は確かに予想もしない結末を迎えたがなんだかモヤモヤ感は残る。2026/01/20
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