内容説明
やる気がおこらない。
笑顔でいるのがしんどい。
集中力が続かない。
疲れが取れにくい。
その生きづらさの原因は
「環境への過剰適応」かもしれません。
でも大丈夫。
自分を大切にすること。
境界線(バウンダリー)を適切に引いて環境との関係を結び直すこと。
これだけです。
これで生きづらさの多くは解消されるのです。
1万人以上を支援した産業医が神経学と心理学から導き出した
「強くならなくてもいい」「自分を責めなくてもいい」
ストレスフルな社会で生き抜くためのやさしい方法を初公開。
心を病むということは、
人生の再構築を促す「命の声」が聞えたということ。
よかったね。
きちんと心を病むことができて。
目次
序 章 生きづらいのは誰のせい?
~「社会」と「人間関係」への「過剰適応」という問題
第1章 私たちは「生きづらさを感じて当たり前」の世界を生きている
~ビジネスパーソンを取り巻く現代社会
第2章 生きづらさを感じる心のメカニズム
~「不安」「いらいら」「自信のなさ」を生む自己不一致感の話
第3章 身体で感じる生きづらさ
~「がんばれない」「なんとなく不調」「倦怠感」をもたらす自律神経の話
第4章 生きづらさから解放されるために
~「社会」と「人間関係」への過剰適応から、自分の心身への適応を目指す
第5章 見失った自分を取り戻すための処方箋
~バウンダリーを育む
第6章 社会との関係を再構築するための処方箋
~柔軟にバウンダリーを引く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
本詠み人
23
境界線(バウンダリー)を適切に引くことが出来れば、自分も人も大切にできる。「心を病む力」とは、自分を蔑ろにする過剰適応に気づき、適切な対処をとれるようになる=自分らしく生きること。三元的自律神経「ポリヴェーガル理論※」も初めて知った。公認心理師で産業医の著者さんが書いた本。「怒り」はバウンダリーが侵害されていることを示す大事なサイン。怒りの底にある自分の大切にしたいことは何かを、適切に表現できるようになることが目標だ。他者との境界線を自然と引ける人も多いだろうが、出来ないと思う人はぜひ読んでみて欲しい。2025/12/03
オラフシンドローム
0
★★★☆☆ タイトルが良いよね。 生きづらい世の中で、生きづらさに気付けたってことだよね、と言ってくれる。 ポリヴェーガル理論とバウンダリーを活用して折り合っていこう、という本。 いくつか金言ありかな。2025/12/16
シュウヘイ
0
さらりと斜め読み2025/11/07




