内容説明
学校教育で習う宗教のあり方とは!? アニミズム、神仏習合、鎌倉新仏教、国家神道、キリスト教、景教、イスラム教etc... 本書では、日本史をメインに世界史・公民も含めた教科書記述を取り上げつつ、宗教に関する議論の最前線を紹介。歴史を通じて宗教を捉えなおし、宗教への理解をアップデートできる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さとうしん
17
教科書、特に日本史で扱われる宗教の最新の知見と学校現場での教育の問題点についての論集。神仏習合(融合)が日本の特性というより仏教に内在する特性であることや「鎌倉新仏教」を喧伝することの問題など、刺激的な論点が多い。公民教科書での扱いについても、「世界宗教」「民族宗教」の区分が宗教に優劣の視点をもたらしてしまっているということや、イスラームの取り上げ方が生徒に偏見を植え付けているというのは盲点だった。2025/10/27
やす
1
意外と忘れられがちだが、日本の歴史も宗教がかなりの程度ベースになっている。宗教から見ることで歴史の流れがよくわかる。2025/11/04
©うめい
1
従来の歴史教育は政治史が大半を占めており、宗教視点で再編された、歴史の学び直し本と期待して購入したのだが、どちらかといえばアカデミック目線で教科書批判をする本になってしまった感。歴史研究者が読むには良いが一般書ではない。神仏習合の本来の意味や、天皇と国家神道の関係についてはなるほど、と思った。2025/08/31
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