擬態する生物のきもち

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擬態する生物のきもち

  • 著者名:大島健夫【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • メイツ出版(2025/08発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784780430653

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内容説明

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本書は詩人として活躍されている大島健夫氏が
擬態する生物の気持ちを代弁した読み物です。

大島健夫氏は2016年、
ポエトリー・スラム・ジャパン2016の全国大会に出場し優勝。
その後フランスのパリをはじめ
ベルギー、イスラエル、カナダの詩祭や
ポエトリー・スラムなどに出場している詩人です。
詩人であるいっぽう、
子どものころから生きものが大好きで、
房総半島の里山を中心に時間を見つけては
生きものの観察をしています。
そしてときにはネイチャーガイドとして里山の生きものの魅力を
訪れる人々に伝えています。
そんな大島氏が擬態する生物になりきって
その気持ちを想像しながら思いの丈を語ります。
アマガエルが擬態する生物にインタビューする形で
以下の生物を取り上げています。
・ヨシゴイ
・ハチモドキハナアブ
・オオスカシバ
・トラフカミキリ
・オオスズメバチ
・アカハライモリ
・ニホンヤモリ
・トリノフンダマシ
・イチモンジカメノコハムシ
・キノカワガ
・カレハガ
・シンジュサン
・アオダイショウ
・タガメ
・トゲナナフシ
・アリスイ
・アオオビハエトリ
・イタドリハムシ
・ベニヒラタムシ
・タヌキ
・オジロアシナガゾウムシ
・ヒトツメカギバ
・ホソミオツネントンボ
・シロチドリ
・コメツキガニ
・ゴマケンモン
・キイロサシガメ
・ゴミグモ
・カマツカ
・イボタガ
・アゲハ
・イボバッタ
・イノシシ
・ヒメカマキリ
・カッコウ
・ハイイロセダカモクメ
・カジカガエル

擬態には本来無害な種が有害な種に姿を似せて
捕食者から攻撃されるのを防ぐベイツ型擬態や
鳥の糞などに擬態して捕食者から見つからないようにする隠蔽擬態、
他にもミュラー型擬態や標識擬態などがあり
捕食者から身を守ろうとしています。
これらの生物は基本的に弱い生物たちで
争えば負けてしまいます。
そのために生き延びる術として
擬態するという方法を選びました。
こうした生物たちがどんな方法で身を守ったり、
あるいは餌を手に入れるのか、
アマガエルがそれぞれの生物から話を聞きます。
内容は科学的根拠に基づきつつも、
詩人としての著者の語りは生物の気持ちになりきった言葉遣いを駆使して
軽妙なタッチで展開されていきます。
擬態について知ることは生物の存在に目をむける
きっかけにもなると思います。
今まで目に付かなかった生物が本書を読むことによって
きっと見えるようになってくることでしょう。
そして少しでも自然に目を向け生きものたちの世界に
目をむけるようになっていただくのが著者の願いです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽけっとももんが

16
進化とは不思議だなぁと思う。自分の体を何かに似せようとするそのエネルギーはどこから湧いてくるのか。虫なんか寿命も短いのに、天敵の嫌いな蛇に見える模様が欲しい、と思ったってすぐ食べられちゃうよう。アマガエルがいろんな擬態する生き物たちにインタビューするのだけれども、その生き物たちはみな個性ゆたか、それも通りで著者は詩人でした。鳥のふんを擬態する虫が多いのがびっくり、そんなのがいるなんて知らなかった〜。2025/11/26

グラスホッパー

8
擬態する生物のきもち、なんとなく読み始めたが、文体、文章、内容ともに、とてもおもしろかった。生き延びるために、進化し、淘汰の結果が、生き物の言葉で語る。人間にも通じる生き方も感じた。著者は、「詩人」一つひとつの章が、世界そのものだった。すべて日本にいる生き物で、身近に感じた。 2025/08/26

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