内容説明
毎月11本の原稿締切にテレビのレギュラー番組2本と不定期特番は年間で約10本、YouTubeチャンネルをこなしながら、ご講演のため足を運ぶ地域は年間60カ所。しかも現在6つもの大学で教鞭を執り、試験採点と単位認定も自ら行い、その傍らでの書籍出版は毎月1冊以上! さらには、取材とあらば国内のみならず海外まで飛びまわる池上彰さん。海外取材の数は年間7回にも及ぶと言います。この超人的なスケジュールだけでも驚愕ですが、池上さんは、毎日11紙の新聞と月40誌の雑誌、週1冊以上の本を必ず読む「読書家」としても知られます。なぜ池上さんは、こんなに忙しいなかでもコンスタントに本が読めるのか?
池上さんの「本との付き合い方、向き合い方」「読書の歴史」「読書の技法」など、池上彰の「本の読み方ぜんぶ」をまとめた1冊をお届けします。
池上さんがおすすめする「知を培う書」や「心を震わす書」など36冊も初公開!
これらの書籍を実際にどんなふうに読み解き、血肉としているのか、本書を通して体験することができます。
※カバー画像が異なる場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくとみん
21
本屋で目にとまり購入した。池上彰が人生を振りかえるような文章に共感した。「ドナルド・キーン自伝」や「アンネの日記」など自分が読んだ本の紹介を読むといかに的を得ているかわかる。語られた多くの本を心にとめて読んでいきたい。2025/08/27
座敷童
10
池上さんが本書で紹介されている書籍の中で「あっ、これ読んでみたい」と思う本が多すぎて困ったなぁ…2025/08/14
あじむ
9
本を読むきっかけとなったのが、綾辻行人の『十角館の殺人』でした。この作品でミステリの面白さに気づき、色んなミステリを読むように。その後、太宰治の『人間失格』から純文学を、新書から物語以外の本を読むようになりました。そんな自分の読書遍歴を思い出させてくれる内容でした。 池上さんがこれまでどのような人生を辿ってきたのか、その面白さもさることながら、そこには本が共にあったというのも興味深かったです。 本を読む人が減り、読解力が下がってきている現代社会。暇な時間にはスマホではなく本を読もうとあらためて思いました。2025/09/21
ゆびわ
4
すごい面白かった〜。 池上彰さん、初読みですが、本当にわかりやすく書こうと言う姿勢がすごくて、とても読みやすかった。 あんだけ多忙な池上さんでさえ、読書の時間を作って読んでいると。 読書に対する愛や、欲求がなければやはりダメだなあと思った。でなければ、わざわざ忙しい中時間を作ろうと思わないから。 中に出できた本で気になるのもたくさんあるので読みたい! 2025/08/14
ムーミン2号
3
この本から何かを得ようとすれば、一つは読書の効用について池上さんの経験からくる知見が得られることといろんな本が紹介されていること、一つはつい最近の日本や世界の情勢について知ることもできること(だから、数年後には古くなっているので、読むなら今でしょ!)が主なものだろうか。TVでの語り口そのままのような文章はとっても読みやすいし、すんなり頭に入る。新書だけど350ページ近くある。ちょっと太めの背表紙をもった本なのに、どんどん読めちゃうところもなかなかスゴイ。2025/09/21
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