内容説明
「原稿、泣きながら拝んで読みました」と持ち上げながら必ず直しを命じる編集者。BE:FIRSTのLEOさんが涙ながらに語った決意、初ラブホでの醜態、母の口癖、J-WAVEに届くブラックなお悩み相談。日常と非日常の忘れられない/忘れかけたことを綴り、あるあると哀愁に満ち満ちた随想、これぞ日本のオアシス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
レモングラス
76
燃え殻さんのエッセイ。読んでいると心が落ち着きます。いろいろ好きだけれど「まだ頑張っているか?」「初ラブホが初介護と化してしまった夜」「底辺は存在しない」「あの日のことをまた書いてしまった」「未来を怖がらないように」「精一杯のお手」「人はとかく大摑みだ」「絶対出るな、かけるな」「トボトボ、ボソボソ、ヒソヒソと」「うたた寝の人」「咄嗟に取りつくろってしまう」「燃え殻、推薦!」「大部屋で終わるか、個室で終わるか」「一番近くの海までとだけ告げる」など印象深い。一番すきなのは「僕はこんなことを考えて生きたきた」。2026/08/26
もぐもぐ
53
週刊新潮に連載されていた(らしい)エッセイ。毎日少しづつ読んだ。絶妙なゆるさがあって、特に気持ちがしんどい時に読むととても良い。昔より自虐感が減った代わりにノスタルジー感が増したように感じるのは、燃え殻さんも自分も少しづつ歳を重ねているからだろうか。「人生はぬか喜びの連続」にうんうんと頷き、「まだ頑張っているか?」の話に胸がギュッとなった。挿画がかわいい。2026/05/04
shio
41
燃え殻さんのエッセイってなんだか読み終えてしまいたくなくて、少しずつ読んで、その度にハッとしたり苦笑いしたり切なくなったりしていたい。と、思ってたんだけど、積読本の雪崩を整理していて、つい読み耽る(整理は出来ず)。ある日の一場面、思いが積み重なって継ぎ接ぎされて、記憶のコラージュのような作品。なんでしょうね、燃え殻さんのイメージって。人を寄せ付けないようなバリケードをこだわりながら張りつつも、そこかしこに抜け穴があるような親近感もあったり。燃え殻さんと話し込んでて、別れたような寂しさを感じる読後。2025/12/23
sayuri🍀
38
デキる人が苦手だ。誤解を恐れずに言うと、だから燃え殻さんのエッセイに惹かれる。燃え殻さんの作品をアメリカシカゴのバスルームで読まれる方がいるらしい。私はなんの面白味もないが、就寝前にベッドで背もたれに寄り掛かりながら読む。温かいホットミルクを飲むより、心が落ち着いて、心地良く眠りにつく事が出来る。燃え殻さんの洗練された小説と違い、エッセイではやらかしを沢山楽しめる。「初ラブホが初介護と化してしまった夜」は強烈。きっと全人類が安心と自信を持てるだろう。読了後は身体から力が抜け、不完全な自分でもいいと思える。2026/01/14
アカショウビン
24
何度も声を出して笑った。話題が豊富で展開が鮮やか、オチもしっかりあったりする。しかし燃え殻さんの根っこにあるのはなかなかたいへんな体質、気質的なものだろう。とことん優しい人だと思う。今の時代、親しみを感じる人は沢山いると思う。2025/11/26




