内容説明
「原稿、泣きながら拝んで読みました」と持ち上げながら必ず直しを命じる編集者。BE:FIRSTのLEOさんが涙ながらに語った決意、初ラブホでの醜態、母の口癖、J-WAVEに届くブラックなお悩み相談。日常と非日常の忘れられない/忘れかけたことを綴り、あるあると哀愁に満ち満ちた随想、これぞ日本のオアシス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
shio
32
燃え殻さんのエッセイってなんだか読み終えてしまいたくなくて、少しずつ読んで、その度にハッとしたり苦笑いしたり切なくなったりしていたい。と、思ってたんだけど、積読本の雪崩を整理していて、つい読み耽る(整理は出来ず)。ある日の一場面、思いが積み重なって継ぎ接ぎされて、記憶のコラージュのような作品。なんでしょうね、燃え殻さんのイメージって。人を寄せ付けないようなバリケードをこだわりながら張りつつも、そこかしこに抜け穴があるような親近感もあったり。燃え殻さんと話し込んでて、別れたような寂しさを感じる読後。2025/12/23
青木 蓮友
17
全ページに漂うこの丁度良さ。わたし的に燃え殻さんは、ヨシタケシンスケ頭木弘樹安住紳一郎グループに入っています。しれっと家庭でも作ってほしいのと、どうかこのままの行ったり来たりで苦しい。要するに大ファンです。印象的なのは「住んでる世界が違う」「人はとかく大掴みだ」「咄嗟に取りつくろってしまう」「突き抜けた常連には定年がない」「良いことも悪いことも、そんなに長くつづかないから」で、ひときわ良かったのは「底辺は存在しない」「未来を怖がらないように」です。そして、いつになったら大橋裕之の良さがわかるのか自分。2025/11/23
アリスとアニー
13
新刊が出れば迷わず購入するくらいハマっている燃え殻さんのエッセイ集。燃え殻さんのように自分の失敗談をさらけ出せる姿勢にきっと魅力を感じているのだと勝手に自己分析しています。文章から滲み出る読み手にそっと寄り添うようなテンションも好みです。するするとストレスなく読めるので、疲れたけど何か読みたいと思うときにピッタリの一冊でした。個人的には寝る前に読むのがオススメ。来年もエッセイ集が出たら迷わず購入します。2025/12/13
土筆
12
燃え殻さんの本が好きだ。言い方が悪く聞こえるかもしれないけれど、こんな駄目なわたしも生きていていいんだと思える。正直、「デキル人」ではないと思う、パニック障害があったり、仕事を飛ばしたり、色々色々。多分泣き笑いしながら無理しながらも生きてるんじゃないかな。だから私もほっこり読んだり、泣きながら読んだり。もう少しがんばってみようかなと思える。世の中には色んな人がいるし色んな環境で生きているんだからな、と。北村先生に感謝です。「大丈夫。良いことも悪いことも、そんなに長くつづかないから(大槻ケンジ)」2025/11/02
カーンズ
12
燃え殻さんのエッセイ、日常を気づかせてくれる一冊。すごく孤高の作家さんなんだけど、どの世代にも通じる目線なのが染みます。わかってくれるのは燃え殻さんだけ、と本気で思ってしまう。日常で読み直して気持ちをリセットできる一冊。 「まだ頑張っているか?」の話のような仲間が欲しい。2025/10/25
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