内容説明
羨望と同時に嫉妬をもかきたてる〈ていねいな暮らし〉は、現代日本特有の文化なのだろうか。あるいは近代化におけるリスペクタビリティや現代のSDGsなどと比較される普遍的・世界的な傾向なのだろうか。戦前戦後と一貫した美意識をもち『暮しの手帖』を創刊した花森安治の足跡から、松浦弥太郎や無印良品の中華圏における流行、コロナ禍における生活スタイルの見直しまで、連綿と続く〈暮らし〉へのあこがれの社会史を追う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さくら咲く
26
花森安治さんに関わることばかりではなく多岐に渡る内容で大変興味深かかった。それこそとても丁寧な取材や文献に基づいており歴史的な事柄を含めそうだったのか!と何度も頷ける一冊でした。2025/11/10
くさてる
16
個人的には世にはびこる「ていねいな暮らし」という概念の部分を掘り下げていってほしかった。けれど、その源泉たる花森安治に関する部分の方がメインでそこは残念……「暮しの手帖」に関するイメージは、私もずっと「意識が高い人が読むハイソな雑誌」だったなあと思い出したり。大人になってからはそのハイソな部分に憧れを感じたりもしたし、花森安治のイラストはとても好きなのですが。しかし、読み進めると、それで終わらない構成になっていて良かったです。2026/01/22
まさこ
6
けっこうな社会史でした。その時代の空気で、その時代の家庭の空気で育まれた、一人花森氏という類い稀な感性で徹底した雑誌だったからこそ、”彼の善き方へ”と突き進んで完成させられ、読者を得た。ひらがなを多用して、どんな語り方で文章を書くかも完全にイメージしていた。合議制ではこうはいかない。歴代編集長にバトンタッチして、時代に流されながら、何かが引き継がれている。広告なしは貴重。松浦氏が中国で大人気とは、驚きました。 ミセスと暮しの手帖の読者イメージの調査なども、興味深かった。久が原に住んでいらしたとは知らず…。2026/01/25
寿里子
1
なんだかよくわからなかった。私にはそもそも「丁寧な暮らし」という概念がないのかも。だからそれに対して「あこがれ」という感覚もないのかもしれないと認識。2025/08/02
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/64fb6f5f-0e23-421b-9680-2f58ff123445 2025/06/13




