数学ガール<br> 数学ガール/リーマン予想 【電子特典付き】

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数学ガール
数学ガール/リーマン予想 【電子特典付き】

  • 著者名:結城浩【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • SBクリエイティブ(2025/08発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815628727

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内容説明

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高校三年生の冬、「僕」たちの青春は、リーマン予想とともにクライマックスへ――。「僕」と、ミルカさん、テトラちゃん、ユーリ、リサ。五人の仲間を中心に、数学と青春の物語が展開していきます。素数に隠された秘密、それぞれが進んでいく未来、そして「僕」の淡い恋の行方は?

本書は大人気シリーズ『数学ガール』の第7弾にして、最終巻にあたります。本書で「僕」たちが挑む「リーマン予想」は、1859年にドイツの数学者ベルンハルト・リーマンが提示した「ゼータ関数の非自明な零点はすべて実部が1/2である」という予想で、160年以上たった現在も証明されていない、現代数学において最も有名な未解決問題です。

本書『数学ガール/リーマン予想』では、ゼータ関数をめぐる知的な冒険の旅へと、あなたをいざないます。オイラーが見出したゼータ関数が、リーマンによって複素関数へと拡張されて広がった数学の風景は、私たちを魅了し続けています。リーマンが1859年の論文で提示した驚くべき予想を読み解くために、数学ガールたちは素数、複素関数、リーマン面、ガンマ関数、複素積分、解析的整数論といった概念に向き合いながら、学びを進めていきます。そして、最終章ではリーマン予想が書かれた論文に全員で挑みます!

ぜひ、数学ガールたちと「僕」が紡いできた物語の結末を見届けてください。シリーズを愛してくれた読者に、そして「数学って面白い」と感じているすべての人に捧げたい挑戦と発見に満ちた一冊です。

※登場人物や数学的概念などは本作内でていねいに説明していますので、前提知識なしで読み始めることができます。

※カバー画像が異なる場合があります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まえぞう

29
長年続いたこのシリーズも最終回です。7巻目では、素数定理からゼータ関数、リーマン予想に進みます。素数という整数論の話しの理解に複素解析の知識が使われるため、全体の3分の2くらいが複素解析にあてられています。解析接続や複素積分など理解することが難しい分野も、少なくともイメージすることはできたと思います。全体に読みやすいので、退職で余裕の時間が増える今後、全巻読み直してみたいです。2025/09/12

takaC

16
読んでいる間、「数学ガール」は脳内では(口では)無意識に「数学 girl」と発音しているようだ。2025/12/09

Yuri Sato

11
『数学ガール』を読み終えて、 著者の筆致に導かれるように、 理性的でありながら感情も感じられる数学の世界に 足を踏み入れたような気持ちになりました。 本書では、主人公と数学の才能に恵まれた少女との対話を通して、 抽象的な数学の概念が、生き生きとした思考の探究として描かれていて、 数式や定理を理解しながら、 数学的思考の美しさや論理の厳密さも 感じることができました。 特に心を打たれたのは、登場人物同士のやり取りです。 好奇心や疑問、思考の過程がとてもリアルに描かれていました2025/08/27

やす

8
完結したらしいので借りてくる。なんかバレンタインデーで数学ガールたちからチョコを貰いまくるのでそういうやつだっけ?と思う。数学の内容は複素関数論のきわめて真面目な入門書でコーシーリーマンの関係式、解析接続、留数定理とすべての重要概念を究めてわかりやすく解説する。表題にかかわるのは最終章のみ。リーマンの論文の紹介まで。これも結構行間を埋めてくれる。まあ、リーマン予想って解決まで何世紀かかるかわからないぐらいの大問題だから。表題に偽りありとまでは言わないでももう少し副題つけてもよかったかなあ?2025/12/09

DK-2084

5
★★★☆☆2025/09/07

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