今日も、ちゃ舞台の上でおどる

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今日も、ちゃ舞台の上でおどる

  • 著者名:坂口涼太郎【著】
  • 価格 ¥1,705(本体¥1,550)
  • 講談社(2025/08発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065398593

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内容説明

――容姿とか性格とか 自分のここ嫌い、でええやん。
しんどかったら あきらめて おどろ?――

日常にこそきらめきを見出す。
俳優・坂口涼太郎が、日々のあれこれを綴る人気連載がついに書籍化。
「ちはやふる」、NHKテレビ小説「らんまん」「あさイチ」でもおなじみ!
歌人にしてクセメン俳優・坂口涼太郎、初のエッセイ。

――「諦める」とは「明らかにする」こと。今あるものに目を向けて、自分の性格や経済力や現実にも目を向けて、今ある環境と状態を明らかにして、お金がないのに引っ越そうとする暴挙になんか出ず、手の届かない憧れをちゃんとあきらめて、今ある環境の中で工夫して生活していこう。私はこれを「あきらめ活動」略して「らめ活」と呼ぶことをここに宣言いたします。私はこれからも、「らめ活」をあきらめへん。

――想像すること、妄想することには制約もモラルもありません。可能性は無限大。自分の感情を解放して、悲劇があったりなかったりするけど、今日もなんとか生きていて、めんどくさがらずにお茶碗洗えてるやん、靴下に穴空くぐらい頑張ってるやんという生活にカムバックするあなたは間違いなく最優秀人生の主人公賞受賞です。
ほんまに、おめでとうございます。

★「普通って、ほんとは、いろんな努力の上に成り立つものなんだろう」(読者コメントより)

やさしくて親しみやすい関西弁で、語りかけるように綴られるエッセイは、初執筆ながら初回からたちまち読者をつかみ、講談社のwebマガジン「ミモレ」の人気連載に! 「声を出して笑ってしまい、仕事後に読んで正解でした」(読者コメント)という爆笑エピソードがあるかと思えば、人間関係の本質を突くような回には「いまの気持ちをあらわす言葉がでてこない。癒されたり、ぐっときたりしてます」という書き込みも。

テーマは、働き方、家事、人間関係、美容、ファッション、社会問題……と多岐に亘りますが、通底しているのは「あたりまえの日常こそが人生の舞台だ」という、お涼さんのポリシー。いろんなことがあるけれど、明日もなんとかがんばろう。読めばきっとそう思える1冊。

【本人コメント】
私はいろんなことをあきらめてきました。
あきらめたら、あきらかになったこと。
あきらめたら、らくになったこと。
あきらめたら、うまくいったこと。
これはあらゆることをあきらめてきた私の「あきらめの記録」です。
あきらめることをあきらめない、煩悩まみれで怠惰で無謀で、ちゃぶ台の前でだるまのように転げ回りながら生活する私の「生活記」です。
あなたもあきらめて、私と一緒におどりませんか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yasuyuki suzuki

5
坂口涼太郎聞き覚えのある役者さんだなぁと真っ先に思いました。私の大好きなドラマ「ランチ合コン探偵〜恋とグルメと謎解きと〜」に出てくる謎の男鈴木龍之介ではないですか気になっていた役者の1人でした。もうこれは面白いエッセイだと確信してしまいました。読みふけってしまいました。芸能界の道筋などおもしろおかしさ満載でした。特に川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」の推薦コメントは感銘を受けました。ぜひあなたもこの大傑作エッセイを読んで茶舞台の上で踊って見て下さい。2025/07/24

ぷり

1
もうね! 良い本やからみんな読んで! 上手く言えないけど、坂口涼太郎君の優しさや面白さや頭の良さがめっちゃびんびん伝わって来ます。 「あきらめるはあきらかにすること」 ネガティブなようでめっちゃポジティブな言葉。 こんな良い本に出会えて良かった。 今日は鼻歌歌いながらご飯作ろ。 2025/08/27

おおはし

1
天才か。2025/09/14

Moka

1
最高!天才!ありがとう!! 本屋で平積みになってて「坂口さん本出してるやん!」と即購入。舞台「勧進帳」で拝見し、その身体表現に衝撃を受けた坂口さん。ツイッターでお見かけしたファッションやメイクもバチイケで気になる存在でした。思いがけずローカルネタ少々分かるところもあり、親近感。何より怠惰オブ怠惰の人間としては、勇気づけられるエピソードもちらほら(笑) 1人で声立てて笑ったり涙ぐんだりしながらあっというまに読み終えてしまった。素敵な考え方がたくさんで元気出る。心の中でお涼と友達になった気分。ほな踊ってこか〜2025/09/13

りん

1
時々テレビでお見かけする、個性的で気になる俳優さんである坂口涼太郎氏。エッセイを出されたとのことで気になって購入。軽い語り口で実は深いことを綴っておられて、読み耽ってしまった。一番印象に残ったのは「何も変わらないね」と感じる場所や人も、実はみんなみんな変わっていて、変わってないと感じさせるように努力しているのだよな、という一文。すとんと胸に落ちた。ほんと、変わらないものなんかないんだろうなぁ。日常を大切にしたくなった。もっと読みたい。2025/08/31

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