最果ての子供たち

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最果ての子供たち

  • ISBN:9784152104496

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内容説明

ゴンクール賞受賞! フランスの衰えた町で未来を渇望する少年たちを描いた青春小説

一九九二年、東フランスの錆びれた町。外の世界を求める十四歳のアントニーは、盗んだカヌーでたどり着いたビーチで少女と出会う。その出会いは彼の世界を一変させた……かつて製鉄で栄えた「限界都市」に生まれた少年の八年間の青春を描く、ゴンクール賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

特盛

31
評価3.7/5。ゴンクール賞受賞作品。1978年にフランスの衰退する地方の街で生まれた主人公を中心とした青春群像劇。フランス版ヒルビリー・エレジー的。主人公と読者である自分が同世代故に国は違えど共感できる心模様の移ろいは多数あった。主人公だけでなく、その親の視点での人生の移ろいも描かれ、立体的な作品だ。人生に訪れる不可逆な変化の数々。2年やそこらが経つごとに毎回がらりと様変わりしてしまう世界。過ぎ去ったあの日は一体どこに行ってしまったのかなと思う。2025/11/03

おだまん

10
寂れゆく街の閉塞感。その寂寥感は日本にもあると思う。それでも未来を期待するのが青春時代というもの。これは一つの街の話だけど、世界が明るい方に向かいますように。2025/08/22

Maumim

3
フランスの田舎の裏ぶれた街の少年たちが大人になるまでの数年間の日々。自身も親も周囲も、少しずつ状況が変わっていく。アントニーはステフと結ばれることはなく、アシーヌともう一悶着あるかと物語の終盤に思わされたけれど。静かに結末を迎えた。2025/09/22

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