宇宙・時間・生命はどのように始まったのか?:ホーキング「最終理論」の先にある世界

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宇宙・時間・生命はどのように始まったのか?:ホーキング「最終理論」の先にある世界

  • ISBN:9784910063430

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内容説明

★話題の天才宇宙物理学者、待望の一般書デビュー!
★世界27カ国語で刊行決定の最新宇宙論!
★「ニューヨークタイムズ」ベストセラーリスト入り!
★Amazon.com エディターたちによる「ベスト・ノンフィクション」選定図書
★並はずれた一般向け科学書に与えられる2024年度「コスモス図書賞」受賞
★宇宙物理学の重鎮がこぞって絶賛



・なぜこの宇宙はこれほど絶妙に「生命にやさしく」できているのか?
・「物理法則」は永久不変ではなく、生物と同じく「進化」する?
・多元宇宙(マルチバース)は無限ではなく有限?
・時間は「存在しない」?


本書の著者トマス・ハートッホは、車いすの宇宙物理学者スティーヴン・ホーキング(2018年没)の20年来の愛弟子であり、「ホーキング最終論文」の共著者でもある天才物理学者。師からの「最後の宿題」に応えるべく、未完に終わった研究を引き継ぎ、究極のビッグ・クエスチョンに挑む。今世界で話題沸騰中の、最高にエキサイティングで感動的な最新宇宙論!


【目次】
第1章 この宇宙はなぜ「生命に適している」のか
第2章 宇宙に「始まり」はあったのか
第3章 「宇宙誕生の瞬間」は存在しない
第4章 永遠に、無限に「増殖」しつづける宇宙?
第5章 多元宇宙で途方に暮れる
第6章 私たちの「観測」がこの宇宙をつくる
第7章 時間は存在しない
第8章 「最後の理論」の先にあるもの


装幀:水戸部 功


なぜ私たちの宇宙はこのような姿をしているのか? すべてはどのように始まったのか? そして、どのように終わるのか? 著者のハートッホは、スティーヴン・ホーキングと二人三脚でこの壮大な謎を探求してきた物理学者であり、身体と発話の不自由なホーキングが晩年も並はずれた頭脳を持っていた事実の目撃者だ。本書は本当にすばらしい。本書を読めば、宇宙に関して今どこまで分かっているのか、さらに創造的な思考法とはどういうものかがよくわかる
ーーマーティン・リース(ケンブリッジ大学名誉教授。王立協会元会長。宇宙物理学者)


「師であり共同研究者だったホーキングと同様、著者ハートッホは新説を打ち立てる野心をむき出しにしている。すべてを詰めこんだこの本は、宇宙について現在分かっていることと、未知の領域に踏み出す大胆なアイデアの両方を、わかりやすく解説してくれる。それだけでなく、今後登場するであろうさらに壮大な理論をも垣間見せてくれるのだ
ーーショーン・キャロル(ジョンズ・ホプキンズ大学教授。量子物理学者)


「ホーキングとハートッホはトップダウン宇宙論によって物理学の新たな哲学を打ち立てつつある。本書はあなたの思考の枠を大きく押し広げてくれる。 極めて価値ある1冊だ
ーー ルイス・ダートネル(宇宙生物学者。『この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた』)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

51
数式は一切使ってない(使わないとさえ明言してない)。図版や画像が多数あり、吾輩のような門外漢にもイメージ像は理解に資する(だからといって何処まで理解できたかは保障の限りじゃない)。内容紹介どころか感想すら僭越だろう。類書からは得られない一つの展望を得られたのは間違いない。以下、感想に代えて、印象的な記述として本書からほんの一言二言転記を試みる:2026/03/26

haruka

18
ここ数年で読んだ本の中で一番むずかしかった。 宇宙膨張の加速、宇宙が永遠無限に増殖しつづけること、このあたりは楽しく読めたが、後半のホログラフィック原理やトップダウン宇宙論は何回読んでも、何を言ってるの?! と大混乱…。 宇宙は、最初から究極の法則があったわけではない。過去をふり返ることによって、法則が形をなしていくらしい。遠い過去は、境界面世界上で膨大な距離にまたがる量子ビットに刻み込まれており、遡ると情報は剥ぎとられ、最後にもつれたビットが尽きる、それが時間の起源であるとか。読む側の想像力が試される。2026/02/13

ニッポニテスは中州へ泳ぐ

10
宇宙を塔に例えて、垂直方向を時間次元として考えると、①ボトムアップな見方と②トップダウンな見方が可能。 ①の方は通常の物理学視点。0階の大地(普遍的で盤石な物理法則)の上に順々に部屋を積み増し、過去から順に現在へそして未来へと歴史が積み重なっていく。一方、②が著者の取る立場で、塔の屋上階(=現在)より下の階の建築構造はぼやけた霧のようになっている(量子論を踏まえて考えると突飛な発想ではないとのこと)。屋上階=現在に属している生物や物質が観測=相互作用を行うごとに、その都度下の階の建築構造が確定していく2025/09/27

ぽち

8
ホーキング博士の教え子で晩年には共同研究をしていた著者が綴るドキュメント。全編の3/4はホーキングだけではなく多くの学者が紡いできた理論物理学の発展、変転が綴られる。一般相対性理論、量子力学、無境界仮説、インフレーション理論、超弦理論、ホログラフィック相対論などから、ホーキング博士が晩年にたどり着いたのは「トップダウン宇宙論」観測する行為が過去を作る、宇宙が誕生した時には時間はない。巻末のほうでAIの進化によって現れるポスト・ヒューマンがここでも語られる。私たちが知覚しうる概念は拡張、飛躍する。2025/11/22

yooou

7
☆☆☆★★ サスキンドのランドスケープ多元宇宙論を否定しているといいつつボトムアップ宇宙もブレーン宇宙も同じ穴にいるように見えるしどこがどう反論だったのかわからないまま終わる感じでした2026/04/25

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