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内容説明
この町に住む、風変わりなどろぼう。名前はジャンボリ。町のみんなが眠る夜、ジャンボリはあるものを、こっそりとぬすみだします。それはジャンボリにとって、とっても大事な宝物。ある日、あたらしい町長がやってきて、町のみんなから大切なものを奪います。ジャンボリが夜ごと集めつづけた「あるもの」が、あるとき、町にちいさな奇跡を起こして……。
大切なものを取り戻すためにできることや、偶然がもたらす奇跡が、ユーモラスで豊かなタッチで生き生きと描かれます。国内外で注目を集める実力派絵本作家、阿部結が手がけるはじめての絵童話。読むたびに、心が大きくふくらむ物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
51
可愛くていとしいジャンボリ、どろぼうだなんて・・・。おてがみのタネを集めて、心のエネルギーにして生きているんだよね。ゴミ箱をかぶって顔を隠しているけれど、どんな顔なんだろう。それにしても、ちょうちょうさんが改心してよかった。阿部結さんの絵に、既刊の作品に登場していた人物とよく似ている顔が出てきて、それも面白かった。2025/07/08
Cinejazz
27
〝ある町の地下で暮らす泥棒がいた。名前はジャンボリ。この町の人々は、手紙を書くのが大好き。みんなが眠る夜、ジャンボリは、みんなの家のゴミ箱に捨てられた手紙を集めてまわる。ジャンボリにとって「手紙の種」は、心を癒す大事な宝物だった。ある日、手紙を受け取ったことのない新任の町長が、「手紙禁止令」を布告し、みんなの楽しみを奪ってしまい、町は静まりかえってしまう…。ジャンボリは、この町から引っ越すことを決めた。やがて、手紙のなくなった小さな町に奇跡が⁈…〟絵本作家<阿部結>さんが手がけた、はじめての絵童話。 2025/07/20
ごま麦茶
12
どろぼうのジャンボリがぬすむのは、みんなの家のゴミ箱に捨てられている「てがみのたね」。でもある日、「てがみきんしれい」が出て、町のみんなはお手紙を書かなくなってしまった…!やさしくあたたかいイラストに、ジャンボリの可愛さに、ほっこりとしつつ、やさしい気持ちになりながら、でもなんだかとても泣きたくなりました。とっても愛おしい。「はだかんぼうのきもち」たちが素敵すぎる…!お手紙書きたくなりました。2025/04/17
あき
7
子供のために借りた本。「手紙のたね」は私もよく書くな。今は簡単にメールでやり取りできる時代だけど、なんだかまた誰かに手紙を書きたくなった。絵も素敵な本。2025.54冊目2025/06/27
まきちりし
5
この本は、「どろぼうのどろぼん」斉藤 倫さんの本に似ていた。 皆んなのお手紙が物語のモチーフになっているので、「ふみの日」のテーマにイイかも。 可愛いい表紙にホッコリとする内容で、子ども達にオススメしたい。2025/06/18
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