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内容説明
最適解を出すだけならAIにはもう敵わない時代。私たちが「効率」や「正しさ」で勝負する意味は、どこにあるのだろう?
SNSを開けば、世界中の天才たちの「すごい」が息をするように流れ込んでくる。「それに比べて、自分には何もない……」
「好き」を語る自信も、何かを続ける気力も失っていく……。
本書が提案するのは、そんな“競争”から一度そっと降り、あなたの「自己満足」――つまり、個人的な「こだわり」や「気になる」から始める、新しい価値のつくり方です。
著者は、QuizKnockの運営会社で働きながら活躍する気鋭の哲学者。価値の源泉は無理にひねり出すものではなく、あなたの日常にこそ眠っているという事実を、哲学由来の思考ツール「図と地の思考」で解き明かします。あなたが無意識にとっている「習慣」や、心の奥で抱いている「問い」に光を当てることで、そこにしかない独自性の種を見つけ出すのです。
・なぜ、中途半端な「やりかけ」の仕事が、未来の創造性を育むのか?
・なぜ、「クイズの出題者」の視点が、共感を呼ぶ企画につながるのか?
・なぜ、あなたの「当たり前」の感覚こそが、他人にはない「独自性」の源泉になるのか?
本書を読み終える頃には、あなたは他人の評価軸に頼らずとも、自分の「こだわり」や「気になる」をユニークな企画や発信へと育てる具体的な方法がわかります。競争に疲れた心が軽くなり、自分らしい視点と表現で他者と深くつながる道が見えてくるでしょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
96
「競争は、自分自身を否定する心を育ててしまう」という見解に感服です。「競争」について、ここまで突き詰めて考えたことがありませんでしたし、突き詰めて考えたとしてもこのような見解を得ることはないように思いました。こういうことに出会うと楽しいねぇ!2025/08/20
Tenouji
20
時代錯誤的な表現をあえて使うなら、批評的に自分自身を掘り起こすことを「自己満足」と言いながら、独自性と社会性とのバランスのとり方を解説する、内省的な人にとって良書。逆に言えば「批評」と自分勝手な「自己満足」の区別が、わかりにくい時代なのか。デジタル環境は、いろいろ見える化を促したけど、内容を解釈する土壌がなければ駄目なんだけど、その土自体が瘦せ細っていく印象があり、ここでいう「独自性」がどのように伝わるのか…昨今の選挙動向を聞いていても、SNS自体が「独自性」を育む場所としてどうなの?という気持ちが強い。2025/08/11
らる
7
独自性は外側から獲得するのではなく、すでに内側に存在している。だから、自分の習慣と、問いを見つめ直してみる必要がある/違和感に目を向ける。ささいなことでも記録して、見返してみる。すると、意識的に自分の「習慣」が見えるようになる。ポイントは「とりあえず」書いておくこと/一般的な評価より、自分の心が動いた瞬間を大事にする。/心が動かされたポイントを強調して「これは○○だ!」と言い切ってみる/コスパのいい生活からは、いつの間にかコスパの悪いものとして自分自身そのものが締め出されてしまっていないだろうか。2025/08/04
ウォーカー
6
「独自性」の種は「自己満足」の中にある。自己満足をポジティブな形で言語化して他の人とシェアすることで社会的価値を創り出す。「実存」と「捉え直し」、「地」と「図」、「習慣」と「問い」、違和感や比喩の大切さ、など、色々な着眼点で、丁寧に説明される。自己満足を他者に人に伝えることが社会的価値を持つことを「クイズの出題者」にたとえた説明は、とても腑に落ちた。まさに「地」から「図」を引き出された感じがする。自己満足(=自分の好き・楽しさ・面白さ)からスタートする本書のアイデアはすぐに試せるし、試してみたいと思った。2025/12/24
はなはな
6
自分の経験と重なる部分が多く、納得しながら読み進めた。何度か定期的に再読したい本。2025/08/11
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