内容説明
漂泊の作家が巡り会った愛する妻・セツと美しい国。
日本をこよなく愛した作家の知られざる頃の遍歴。
ギリシャのレフカダ島で生まれたハーンは、十九歳で英国から海を渡りアメリカへ。さらに放浪の旅を続けたのはなぜだったのか。さまよえるハーンの魂が定着したのは、明治二十三年の日本だった。松江で巡り会ったセツと、四人の子供に恵まれ幸せな家庭を築いた、小泉八雲と日本名を名乗った彼の生涯を丹念に調査し、最初のアメリカ人妻にも言及した意欲作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちさと
27
あらゆる可能性を探って時間や空間を超越しようとしたハーンは、生涯にわたってまさに旅人だった。朝ドラ「ばけばけ」が始まるということで本屋さんに平積みになっていたラフカディオ・ハーンに関する書籍の中から、彼の生涯をざっくり知ることができそうな本書をチョイス。生誕から複雑な幼少期・青年期が大きく影響した彼の宗教観や精神性を知ることで、彼の日本や日本人に対する思い、また文学への取り組みがより鮮明に見える(気がする)。「ばけばけ」見るかもしれない万人におすすめ。(私は朝ドラ自体を見たことがない)2025/09/23
かず@kazu
0
朝ドラ始まる前にと読んでみました。 これがどこまでドラマに反映されるかわかりませんが。 流れはわかるかと思います。 他の文献も読む必要はあるかも?2025/09/06
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