内容説明
本書では,まずコンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの歴史的な発展経緯について取り上げます。次に,コンピュータサイエンスの基礎ということで,プログラム理論,符号理論,オートマトン,ノイマン型アーキテクチャに関する基礎的な内容について取り上げます。さらに,実際のコンピュータ(パソコン)に着目して,各装置や動作機構などについて取り上げます。その上で,これからのコンピュータ(パソコン)はどうなるのかについて考察します。
目次
第1章 コンピュータハードウェアの歴史
1.1 コンピュータの登場
1.2 メインフレームコンピュータの変遷
1.3 ミニコンピュータの変遷
1.4 パーソナルコンピュータの変遷
1.5 モバイルデバイス
第2章 コンピュータソフトウェアの歴史
2.1 オペレーティングシステムの変遷
2.2 アプリケーションソフトの変遷
2.3 プログラミング言語の変遷
第3章 プログラムの理論と基礎
3.1 形式言語理論の基礎
3.2 アルゴリズムとデータ構造
3.3 計算量理論の基礎
3.4 言語処理系
第4章 コンピュータが扱う情報
4.1 数値の符号化
4.2 文字の符号化
4.3 画像の符号化
4.4 音の符号化
4.5 ファイルの識別
第5章 コンピュータの計算モデル
5.1 オートマトンとチューリングマシン
5.2 ノイマン型コンピュータ
5.3 プログラムの実行制御
第6章 パソコンの構成
6.1 パソコンシステムの全体仕様
6.2 中央処理装置
6.3 主記憶装置
6.4 補助記憶装置
6.5 入力装置
6.6 出力装置
6.7 インタフェース
6.8 大学生向けパソコン
第7章 これからのコンピュータ
7.1 映画「2001年宇宙の旅」
7.2 AIの歴史
7.3 AIの課題
7.4 これからのパソコン
付録A 関連するWebサイト