内容説明
大ヒットした「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」の原作「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」に、本編では語られなかった“天鬼誕生までの謎の部分”を阪口和久先生が書き下ろした完全版。
表紙は尼子騒兵衛先生が本書のために描きおろした新イラスト。天鬼・山田伝蔵・山田利吉・雑渡昆奈門が並ぶ、洗練されたデザインの表紙です。
完全版刊行にあたり、阪口和久先生が新たに書き下ろしたエピソードのタイトルは「軍師の帰還 の段」に決定。行方不明になった土井半助がいかに天鬼に成ったのか。映画や復刻版小説では描かれていなかった一幕が綴られます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
グイっぽ
3
映画化するにあたり、思いの外大騒動に改変されていたことに驚きつつ、小説の方が現実味のある構成でどちらも甲乙付け難いほど好き。子供が読むことを想定されているので、ちょっと文章が端的で、読み易いのに読み難いという不思議な体験をした。2025/11/25
伊里子
2
小説という媒体ということもあり、想定読者の年齢層は高学年くらいの子かなと予想しつつ読み進めていた。 原作がコメディよりな分、本作はシリアス強めのお話となっており、時代小説……?の入り口としてはかなりいいんじゃないかと思った。 ただ、メインの登場人物たちが六年生のこともあり、初見の人は登場人物が誰が誰だかわからないかもなぁとも思ったりなんかもして。 終わり側に、こういう活躍をしてたけど忍者だから別に誰も知らなくてもいいんだよ(超意訳)という一文があり、それがいいなぁとなった。2025/12/20
hiro6636
2
書き下ろしが増えて嬉しい反面、せっかくの新規イラストにモアレが。 交換対応を公式が発表していたのでそちらに送ります。2025/08/06
たかだい
1
昔懐かしのアニメ『忍たま乱太郎』の小説、しかも何気に気にはなってた劇場版の原作という事で図書館から借りてみた アニメの印象でゆるいイメージがある作品だが、冒頭での果し合いであったり、八方斎による巧な洗脳術だったり、意外とシリアスしていて驚いた 何より、作中キーパーソンとなる「あの人」の普段まったく見せない顔というか実力がまざまざと見せられるというのは中々に興味深かったですね2025/12/01
小太郎
1
映画がとても面白かったので読んでみた。映画と違う部分もあり、原作から映像化する上で上手いこと改変したんだな〜と思った。2025/09/08




