内容説明
自治体の係長に求められる「判断力」を鍛える1冊!!
部下の変化にどう対応するか、複数の業務をどうさばくか、上司・住民等とどう折り合いをつけるか――。
その場面、状況で、「ブレない判断の軸」が持てる!
◎困った場面、やっかいな場面の「こんなとき、どうする?」を問う70事例!
◎初級・中級・上級と、比較的易しいものから複雑でグレーな状況を問うものまで収録!
◎昇任試験における面接・論文対策にも役立つ!
自治体の係長には、日々「判断」が求められます。
部下の指導、業務の調整、上司への報告や相談、住民・議員・マスコミ対応など、多岐にわたる実務の中で、大小様々な選択を繰り返す――。それが係長の仕事の本質です。
しかし、現場の状況はケースバイケースで、「唯一絶対の正しい判断」はないことがほとんど。マニュアルや制度では割り切れない、価値観や利害の異なる関係者が関わる場面も日常的に起こります。
迷いながらも、よりよい対応を模索しなければならない。判断に伴うプレッシャーや責任を、日々実感している方も多いのではないでしょうか。
本書は、そうした「判断」と向き合う係長、そして係長をめざす方々に向けた1冊です。自治体で実際に起こりうる70の事例をもとに、「こんなとき、どうする?」を問い、それに答えるトレーニング集です。
目次
第1章 「判断の軸」を養うための基礎知識
(1)判断の前に知っておきたい「係長の3つの役割」
(2)現場を動かすための3つのスキル
(3)係長が判断するために持つべき視点
(4)的確に判断するためのステップ
(5)完璧な判断より、最善の判断を
第2章 「部下指導」の判断力を鍛える20事例
(1)業務を覚えられない若手にどう向き合うか?
(2)遅刻や早退を繰り返す新人にどう対応するか?
(3)周囲から孤立している係員をどう支援するか?
(4)指示待ちで消極的な係員にどう変化を促すか?
(5)越権行為を行う部下にどう対応するか?
(6)同僚を手伝って担当業務が疎かになる職員をどうするか?
(7)命令に従わない年上の係員にどう向き合うか?
(8)外部からの電話が多い係員をどう指導するか?
(9)住民対応ができない係員をどう指導するか?
(10)気分に左右される係員をどう安定させるか?
(11)超勤手当の不正受給が疑われる職員にどう対処するか?
(12)ミスが多い係員をどう指導するか?
(13)勤務中にぼんやりしている職員にどう対応するか?
(14)他部署と調整できない職員をどう支援するか?
(15)前例踏襲に固執する係員にどう対応するか?
(16)対立する2人の係員にどう折り合いをつけさせるか?
(17)問題を放置してしまう係員にどう行動を促すか?
(18)後輩を厳しく指導する係員にどう対応するか?
(19)勤務中に不適切なSNS投稿をする係員にどう注意するか?
(20)LGBTの職員からの告白にどう向き合うか?
第3章 「業務管理」の判断力を磨く15事例
(1)年度当初に業務分担ができていない状況にどう対処するか?
(2)業務の進捗が見えない中でどう把握するか?
(3)ムダな作業を見つけたらどう改善するか?
(4)1日の中で複数の業務をどう仕上げるか?
(5)一担当者としての業務をどうさばくか?
(6)複数の業務をどう整理し、どう進めるか?
(7)年度途中で状況が変わったらどう対応するか?
(8)他部署と連携が取れないときどう打開するか?
(9)システムダウンによる業務の混乱にどう対応するか?
(10)前例踏襲の予算要求をどう見直すか?
(11)住民に誤った通知をしてしまったときどう対応するか?
(12)配慮が必要となった職員にどう対応するか?
(13)係長自身が急病になったとき業務をどう継続するか?
(14)組織的な不正が疑われる職場にどう向き合うか?
(15)公益通報による混乱をどう収拾するか?
第4章 「上司への対応」の判断力を高める20事例
(1)部下とコミュニケーションを取れない課長にどう対応するか?
(2)なかなか判断を下さない課長にどう働きかけるか?
(3)細かな点にまで口を出す課長にどう向き合うか?
(4)部下の好き嫌いが激しい課長にどう対応するか?
(5)責任を係長に押し付ける課長にどう対処するか?
(6)情報を共有しない課長にどう働きかけるか?
(7)研修受講を許可しない課長にどう対応するか?
(8)「とにかくやれ」と一点張りの課長にどう向き合うか?
(9)例外を一切認めない課長にどう対処するか?
(10)すべて独断で判断する課長にどう対応するか?
(11)部長と議員の板挟みで困惑する課長をどう支えるか?
(12)すべて係長任せにする課長にどう働きかけるか?
(13)他の課長と調整できない課長にどう関与するか?
(14)長時間残業を続ける課長にどう意識を変えても…ほか



