内容説明
「伝わらない」「わかり合えない」が蔓延し、どこかぎすぎすした世の中で、
私たちはもどかしい思いをしています。
思いが相手に「伝わる」先の、「わかってもらう」に至るために――
気鋭の言語学者にして作家として活躍する著者が、
「たいしてわかってもらえない人間」から、
「そこそこわかってもらえる人間」になるまでに得た教訓。
【目次】
第一章 わかってもらうための大前提
第二章 聞いてもらう
第三章 質問をわかってもらう
第四章 連絡・依頼・指示をわかってもらう
第五章 説明をわかってもらう
第六章 意見をわかってもらう
第七章 感覚・感情をわかってもらう
第八章 言葉を選ぶ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
78
川添愛さんの本には、ずっと触れていきたいと思い、そのつもりでいる。言葉に拘るようになって、随分と経つ(10年以上前から)。少しずつ、変わってきているのではと思う。文章にする時は、時間を置いて見直すこと、この言葉でいいのかを考えることを心掛けている。似たような言葉でも、その状況にあった言葉がある。そして、相手の持っている言葉(知識)を想像することは、少しずつ、できていると思う。また、余計なことを入れないこと、たとえにも気を付けることなど。おさらいにもなる、貴重な1冊。2025/09/08
きみたけ
70
著者は言語学者・作家として活躍する川添愛さん。同い年の方でした😅なぜか話を聞いてもらえない、どうも説明が伝わらない、上手く感情を表現できないを乗り越えて、自分を「わかってもらう」ための指南書。言語学は人々が言葉を理解するしくみを研究するものとのこと。他人と、そして自分と上手くやっていくための言葉の使い方を学べます。相手の思考を考慮した話し方が有効で、すぐにでも実践してみたいと思いました。2026/08/06
shikashika555
37
自分の思うことを相手に伝える方法をスモールステップで解説している。 はじめは え?そこから?と感じるような初歩的に思えることから始まり、章が進むにつれて日常にありがちな困りごとの対策が出てくる。 説明をわかってもらうためには、その内容を多方面から把握していなければならない。そのためには観察が必要。観察のためには視点が必要。 2025/10/08
チャッピー
29
わかってもらうためには相手に敬意を示す、聞いてもらうためには聞きやすい声と笑顔、事実を述べる際に余計な解釈を挟まないなど、少しの心がけでできることからやってみよう。2026/05/22
ta_chanko
26
「わかってもらう」ことは想像以上に難しく、誤解・すれ違い・反発・無関心など、発信者が意図しないかたちで相手に伝わってしまうことも多い。「わかってもらう」ために必要なこと=相手に敬意を示す、相手をコントロールしようとしない、自分の言葉に責任を持つ、相手の状況を考える、伝えたい内容を簡潔に具体的に語る、適切な例えを用いる、言葉の性質を知る、などなど。どのような表現が適切なのかをケースバイケースで考え、発信していく配慮や工夫が大切。2026/02/01




