ちくまプリマー新書<br> 出版という仕事

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ちくまプリマー新書
出版という仕事

  • 著者名:三島邦弘【著者】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 筑摩書房(2025/07発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480685285

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内容説明

出版という仕事は、編集であれ、営業であれ、「おもしろい」を日々扱う。そういう仕事なのです――。一冊一冊に向き合い、著者と読者をつなぎ続けて四半世紀。「仕事としての出版」の現実とこれからを語ります。 【目次】第1章 ようこそ、出版の森へ/第2章 「本好き」と「出版の仕事」を分けるもの/第3章 編集者のしごと――企画のたて方とそれ以前の話/第4章 先人たちの歩んだ出版の森/第5章 営業のしごと――最初の読者として/第6章 商売として――読者と消費者のあいだ/第7章 未来の森を育む

目次

はじめに/第1章 ようこそ、出版の森へ/歴史的役割は終わった?/「モノ」という確かさ/出版はしぶとい/一番目のおもしろい/全ての木々はつながっている/第2章 「本好き」と「出版の仕事」を分けるもの/森の入り口/はじめての企画会議/得意が通じない/編集者に必要なもの/森に吹く風/二番目のおもしろい/第3章 編集者のしごと──企画のたて方とそれ以前の話/企画は誰がつくるの?/見えない、触れられないものを「かたち」にする/「おもしろマグマ」は「動機」以前のもの/大伐採の末に/おもしろマグマを「企画書」にこめる/企画が「企画」になるとき──それは三角形か/おもしろがるトレーニング/三番目のおもしろい/第4章 先人たちの歩んだ出版の森/滝田樗陰の「熱」/内容にふさわしい装いを/漱石の編集指南/語りをまとめる/原稿をかためる/書き直しをお願いした日/ときに必要なぶつかり合い/四番目のおもしろい/アイデア・感覚・判断力を支えるもの/AIにはできないこと/第5章 営業のしごと──最初の読者として/営業の森へ/はじめての書店営業/「返品がなぁ」/注文を取ってこそ/営業トークひとつで売り場が変わる/POPひとつで売れ行きが変わる/新刊であれ、既刊であれ/おもしろいは、営業から!/ところで「おもしろい」とは/五番目のおもしろい/第6章 商売として──読者と消費者のあいだ/「出版はたいへん」/大嫌いだった商売/高い返品率、書店減、読者不在/売上という落とし穴/読者が大事、と言うけれど/行き詰まったら引き返す/読者に直接「手売り」する/日本地図を逆さにすると/良き読者とネット書店/読者を超えて/六番目のおもしろい/第7章 未来の森を育む/深海の森にさしこむ光/七番目のおもしろい/水面下の希望たち/書店は激減すれど「本屋」は増える/現場と現場をつなぐサービス/出版は「保護されるべき文化」?/生活文化という森は元気!/地球環境と精神の断裁はもう要らない/商売には「現場」がある/いつだって答えは/人間がいる限り/おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

65
スマホの影響からか、読書習慣のある学生は、中・高・大と進むにつれて激減しているらしい。一方で、それとは裏腹に、本や出版、読書に関する書物が以前より多く刊行されているようにも思える。本書は一点の出版物が世に出るまでにどのような働きがあり、どのような形で読者のもとに届けられるか、中学生にも分かりやすく解説している。編集・営業・商売としての本屋さんなど、読者として知ることが少ない本づくりの裏事情が示されていて面白い。欲を言えば、超ベストセラーの出現過程など、現今の出版界で話題となったエピソードも読みたかった。2025/11/05

よっち

26
ひとり出版社ミシマ社の代表が、これまでの経験を通して編集・営業の基本、商売のあり方、出版の未来を語る1冊。過去30年で60%売上が減少し、時に歴史的役割は終わったのではないかと言われる出版の仕事をどう面白く働いて生きていくか。本好きと出版の仕事を分けるもの、編集者として企画のたて方とそれ以前の話、先人たちの出版に関する様々なエピソード、最初の読者としての営業の仕事、商売として読者と消費者のあいだをどう考えるか。いかに面白がれるかが大事というのはその通りで、難しさと新しい可能性も感じさせてくれる1冊でした。2025/08/01

阿部義彦

22
ちくまプリマー新書、7月の新刊です。私も好きで応援している出版社のミシマ社の社長に執筆をお願いするなんて、流石筑摩書房です。始まりはひとり出版社だったミシマ社は今ではしっかりと社員も採用して『一冊入魂』の精神で私好みの本を出し続けています。消費者(話題になってる、ベストセラーだから本を買う)ではなく、読者(一冊との出会いを求めて書店を徘徊し、直感や知識に基づいて本を買う)目線で本を作る出版社です。本には食品と違い賞味期限が無い。ミシマ社では「その時出会った時がその人にとっての新刊」と捉えてます。2025/07/24

しゅん

14
出版社で働き、その後自ら出版社を作った著者による出版入門。著者の守備範囲ど真ん中ではなく、その人が書ける範囲のギリギリを狙って依頼することで読者を広げる、という話はなるほどと思った。一年で返品されて処分される本を約一億冊と計算していたのが印象に残ってる。2026/01/08

shikada

13
出版社・ミシマ社の代表が「出版」という仕事のおもしろさを語る1冊。駆け出し編集者や、過去の名編集者の例を多く出してくれるのでとても理解しやすい。岩波書店の創業者に対して、著者である夏目漱石が本のコストや仕様について注文をつけるエピソードが印象的。書店営業の話も知らないことばかり。自分は編集という立場で仕事をしているが、それは分業しきった姿で、営業や書店の現場をもう少し知らないと駄目だな…と感じた2025/08/05

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