バンブーコミックス すくパラセレクション ママ友は「自然」の人

著者名：山田ノジル【著】/すじえ【著】

竹書房（2025/07発売）

• ISBN：9784801945524

内容説明

それは子どもを守るために選んだもの――だったはずなのに。

義実家で孤独な子育てをする歩美。
だが、偶然見つけた育児サークルに自分の居場所を見いだす。
そこには「自然」を愛するママたちがいた。

初めてその世界に触れた歩美、二世の悠月、ミーハー的行動力でサークルに次々とネタを投入する真理子。

彼女たちの行く末は――。
★単行本カバー下画像収録★

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[御仁保]

Xでおすすめされていたので興味を持って読んだ。ちょうど参院選を明日に控えて、ポピュリズム政党が躍進しているというタイミングで陰謀論みたいなものに興味が出てきたため。陰謀論的に嵌る人の背景には、養育環境の問題や、周囲の助けを得られずに孤立している、みたいな内容がこの漫画には描かれていたが、過去や現在に社会で起こっている問題は同根なのかな、とか考えたりした。そういったものに対抗できるのは人文、もう少しふわっとさせると愛なんだと自分は信じたい。

2025/07/19

[トダ―・オートマタ]

ママ友サークルに入ったら そこがかなり極端な「自然派サークル」だったという話。 サークル内でも「自然派」の思想はバラツキがある。 オーガニックは否定できないが、極端すぎると実生活に問題がでてくる。 子どもがアトピーとか子育てに不安がある状況だとハマってしまうのだろうか？ あまりにも極端すぎて「オレ、1ミリもわからない」というモブのセリフに共感してしまった。 最後はサークル投稿がネット炎上して解散をしてしまう。 「小麦はGHQの陰謀」というのは某政党が言ってそうだなと思った。

2025/11/10